Q
292 JPGとPNGの違いを教えてください。
写真やイラストを編集したする、保存形式をJPGにするかPNGにするか迷います。JPGとPNGには、具体的にどのような違いがあるのか教えてください。
A
JPGは写真の保存に適した画像形式、PNGは背景を透明にしたい画像や、文字・ロゴ・イラストなど輪郭を鮮明に表示したい画像に適した画像形式です。
目次
- ●JPGとPNGの違いは何ですか?
- ●JPG・PNGの読み方と意味
- ●JPGとPNGとは?
- ●JPGの特徴
- ●PNGの特徴
- ●JPGとPNGはどちらが高画質?
- ●JPGとPNGの違いを比較
- ●用途に応じて使い分けよう
- ●まとめ
- ●よくある質問
JPGとPNGの違いは何ですか?
JPGは画像を圧縮してファイルサイズを小さくできるため、写真やWebサイトで広く利用されています。一方、PNGは画質を保ったまま保存できるほか、背景を透明にできることが大きな特徴です。それぞれ得意な用途が異なるため、目的に応じて使い分けることが重要です。
JPG・PNGの読み方と意味
まずは、それぞれの読み方を確認しておきましょう。
・ JPG(JPEG):ジェイペグ ・PNG:ピング、ピン JPGは「JPEG(Joint Photographic Experts Group)」という画像形式の拡張子です。 現在では「.jpg」と「.jpeg」のどちらも使われていますが、中身は同じ画像形式です。「.jpg」が使われるようになったのは、以前のWindowsで拡張子を3文字までしか扱えなかったことが理由とされています。 一方、PNGは「Portable Network Graphics」の略称です。画質を維持しやすく、背景を透明にできる画像形式として広く利用されています。
JPGとPNGとは?
JPGとPNGは、どちらも画像を保存するためのファイル形式です。 一見すると同じ画像に見えても、保存方法が異なるため、画質やファイルサイズ、編集のしやすさなどに違いがあります。 例えば、旅行先で撮影した写真と会社のロゴでは、画像の役割が異なります。 写真は画質を保ちながら容量を抑えることが重要です。一方で、ロゴは輪郭をきれいに保ったり、背景を透明にしたりする必要があります。 このように、画像の種類や使う目的に合わせて、適した形式を選ぶことが大切です。
JPGの特徴
JPGは、写真を効率よく保存するために開発された画像形式です。
非可逆圧縮でファイルサイズを小さくできる
JPGでは、「非可逆圧縮(ひかぎゃくあっしゅく)」という方式が採用されています。 非可逆圧縮とは、人の目では気付きにくい画像データを削除しながら保存する方法です。画像データを減らして保存することで、ファイルサイズを大幅に小さくできるため、Webサイトやメール添付でも扱いやすくなります。ただし、一度削除したデータは元に戻りません。そのため、画像を編集して保存する作業を何度も繰り返すと、少しずつ画質が劣化していきます。写真やグラデーションの表現が得意
JPGは人物や風景、料理など色の変化が滑らかな画像 の保存に向いています。写真のように色数が多く、細かなグラデーションを含む画像でも、比較的自然に表示できるのが特徴です。 ファイルサイズと画質のバランスが良いことから、企業サイトやブログ、ECサイトの商品写真などで幅広く利用されています。PNGの特徴
PNGは、画質を維持したまま保存したい画像に適した画像形式です。
背景を透明にできる
PNG最大の特徴は、背景を透明(透過)にできることです。 例えば、企業ロゴをホームページへ掲載する場合、背景が透明であればさまざまなデザインに自然になじませることができます。 人物を切り抜いた画像やアイコン、スタンプ、ボタン画像などにも、PNGの透過機能が活用されています。 一方、JPGでは背景を透明に保存することはできません。背景を透過したい画像はPNGで保存するのが一般的です。文字やロゴの輪郭を鮮明に表示できる
PNGは、文字やロゴ、イラストのように輪郭がはっきりした画像をきれいに表示することが得意です。 細い線や小さな文字でも輪郭がぼやけにくいため、資料やWebデザイン、アイコン、図表などでもよく利用されています。可逆圧縮で画質が劣化しにくい
PNGでは、「可逆圧縮(かぎゃくあっしゅく)」という方式が採用されています。 可逆圧縮とは、画像データを失わずに圧縮する方法です。 保存や編集を何度繰り返しても画質が劣化しにくいため、デザイン制作や画像編集など、修正を重ねる場面に適しています。 一方で、画質を維持できる分、JPGよりもファイルサイズは大きくなる傾向があります。JPGとPNGはどちらが高画質?
「PNGのほうが高画質」というイメージを持つ方もいますが、必ずしもそうとは限りません。 PNGは保存による画質の劣化が起こりにくい画像形式ですが、写真そのものがJPGより美しく表示されるわけではありません。 写真はJPGでも十分きれいに表示でき、ファイルサイズを大幅に抑えられます。 一方、文字やロゴ、イラストのような輪郭を鮮明に見せたい画像では、PNGのほうがきれいに表示できます。 どちらが高画質かで選ぶのではなく、「どのような画像に使うか」が重要です。
JPGとPNGの違いを比較
| JPG | PNG | |
|---|---|---|
| 読み方 | ジェイペグ | ピング、ピン |
| 圧縮方式 | 非可逆圧縮 | 可逆圧縮 |
| 画質 | 保存を繰り返すと劣化する | 保存を繰り返しても劣化しにくい |
| 背景の透明化 | × | ○ |
| ファイルサイズ | 小さくできる | 大きくなりやすい |
| 得意な画像 | 写真・風景・人物 | ロゴ・文字・イラスト・アイコン・図表 |
用途に応じて使い分けよう
画像形式は、「どのような画像を保存するか」によって選ぶことが大切です。
写真はJPGがおすすめ
人物写真や風景写真、料理、商品画像などはJPGが適しています。 容量を抑えながら画質を保てるため、ブログや企業サイト、ECサイトなどでも広く採用されています。ロゴやイラストはPNGがおすすめ
企業ロゴやアイコン、イラスト、図表などはPNGが適しています。 背景を透明にできるだけでなく、輪郭を鮮明に表示できるため、デザインの品質を保ちやすくなります。編集途中の画像はPNGが安心
PhotoshopやIllustratorなどで画像を編集する場合は、途中段階ではPNGで保存しておくと画質を維持できるため、劣化を防ぐことができます。 完成後は、用途に応じてWeb掲載用にJPGへ書き出したり、背景透過が必要な場合はPNGのまま使用したりするとよいでしょう。まとめ
JPGとPNGは、どちらも代表的な画像形式ですが、それぞれ得意な用途が異なります。 JPGは非可逆圧縮によってファイルサイズを小さくできるため、写真やWebサイト用の画像に適しています。一方、PNGは背景を透明にできるほか、文字やロゴ、イラストなど輪郭がはっきりした画像を鮮明に表示でき、保存を繰り返しても画質が劣化しにくいです。 特徴を理解し用途に合った形式を選ぶことで、画像をきれいに見せながら、ファイルサイズも適切に抑えられます。 どちらが優れているというわけではなく、画像の種類や目的に合わせて使い分けることが大切です。
よくある質問
Q. JPGをPNGに変換すると画質は良くなりますか?
A. なりません。 JPGをPNGに変換しても、元の画質が良くなるわけではありません。 JPGは保存時に一部の画像データを削除して圧縮しているため、一度劣化した画質はPNGに変換しても元には戻りません。PNGに変換することで、それ以上の劣化を防ぐことはできますが、画質そのものが向上するわけではない点に注意しましょう。
Q. PNGをJPGに変換すると背景はどうなりますか?
A. 背景が透明なPNGをJPGに変換すると、透明部分は白や黒などの色で塗りつぶされます。 JPGは透過に対応していないため、背景を透明のまま保存することはできません。ロゴやアイコンなど、背景を透明にしたい画像はPNGのまま使用するのがおすすめです。
Q. WebサイトにはJPGとPNGのどちらがおすすめですか?
A. 写真を掲載する場合はJPG、ロゴやアイコン、イラストを掲載する場合はPNGがおすすめです。 JPGはファイルサイズを小さくしやすいため、写真を多く使うWebサイトに向いています。一方、PNGは背景を透明にでき、輪郭のはっきりした画像を鮮明に表示できるため、ロゴやボタン画像などに適しています。
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