株式会社taziku（タジク）代表取締役社長田中義弘氏と株式会社K&Kデザインの取締役川上博氏による無料ライブ配信を開催いたします。 tazikuとK&Kデザインは、2023年5月に生成AIを活用した実験的「AIアニメプロジェクト」を立ち上げました。 背景には、アニメーターの不足と、アニメ制作に必要な予算を確保しにくいという名古屋アニメ業界の慢性的な課題がありました。 全く新しい手法での制作を模索しなければという課題感と危機感を強く持っていたK&Kデザインが中心となって、従来とは異なるアプローチでアニメ制作に取り組むため、生成AIを利用した実証実験が始動しました。 プロジェクトでは、キャラクターデザイン、撮影の効率化などの検証を繰り返し行い、実際のアニメ制作のワークフローのどの部分で生成AIが活用できるかを探っていきました。タイトル、シナリオ、設定、キャラクターデザインなど、ほとんどのワークフローに関して制作ができる環境構築の検証を進めています。 しかしながら、新しい技術の導入には疑問や懸念もつきものです。この取り組みに対して、今まで培ってきたスキルや技術がAIに置き換えられる可能性もあるのではないかと不安を抱くクリエイターも少なくありません。 アニメ業界全体において、クリエイティブな人材の不足は、名古屋に限らず日本全体で喫緊に解決しなければいけない問題となっており、今後も人材不足は続くと予想されています。この状況に対処するため、既存人材の労働機会および技術・ノウハウの確保とともに、生成AIを活用した、より効率的でクリエイティブな作業環境の実現が期待されています。 今回の無料ライブ配信では、従来のアニメ制作手法と最新の生成AI技術が融合することでどのような可能性が生まれるのか、そしてアニメ業界が次世代に向けてどのように進化していけるのかについて、お話いただきます。 アニメ業界に携わる方はもちろん、デザイナー（Web、グラフィック、テキスタイル、プロダクト関係など）、クリエイティブディレクター、Webディレクター、Webマーケター、SNS運用担当、テレビ制作・映像制作に関わる方、デザイン分野の生成AIに興味のある方は、ぜひご参加ください。 生成AIとアニメ制作 ～伝統と最先端は、アニメの未来を導くのか～ 開催日時：9月20日（水）　13:00～14:00 開催形式：オンライン 参加費：無料 定員：100名 申し込み締切日時：2023年9月19日（火）　17:00 ■スピーカー：田中 義弘（たなか よしひろ）氏 株式会社taziku 代表取締役社長 大学卒業後、 デザイン事務所へ勤務を経て、 株式会社アイデアクラウドを創業。WebサイトやXR関連を中心にクライアントワークを手掛ける。XRエンターテイメントを創設し、XR VTuber領域に注力。2021年にDMM.comに株式売却後、EXITし、株式会社tazikuを創業。生成AIに関する、研究・受託 コンサルティングなどのサービスを展開しながら、AIアニメプロジェクト、AI-DXプロジェクトなどのAIプロジェクトを展開中。 ■川上 博（かわかみ ひろし）氏 株式会社K&Kデザイン 取締役 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』『ひるね姫 ～知らないワタシの物語～』『ネト充のススメ』などテレビ・映画アニメの制作に参加。また大型ショッピングセンター「アリオ」を舞台にしたオリジナルアニメの監督を4作品担当のほか、キャラクターデザイン監修したオリジナル短編アニメ『WALKING MEAT』は、2019年「ワールドフェスト・ヒューストン国際映画祭」でゴールド賞（アニメ/漫画部門）を受賞。「ナゴヤアニメプロジェクト」発足後は、名古屋発の完全オリジナルＴＶシリーズアニメ『シキザクラ』の企画・制作・デザインにも参画。 お申し込みはこちら ■クリエイティブNEXTとは？ フェローズでは、人々の心や生活を豊かにし、行動や思いを喚起するクリエイティブの今と今後を見据え、既成概念にとらわれず、クリエイティブ業界に関わる様々な課題について具体的な手法や事例を交えながらお伝えするライブ配信『クリエイティブNEXT』を開催しています。 SNSの台頭、ユーザーファースト、コミュニケーションデザイン、デジタルトランスフォーメーションなどの言葉にみられるように、クリエイティブ業界の変化が著しい中、クリエイティブ専門のマネジメント会社が厳選しお届けするライブ配信を、ぜひ皆さまの組織運営やビジネスにお役立てください。 詳細はこちら