作画監督
作画監督とは?仕事内容や年収をご紹介します!

■作画監督とは
作画監督とは、アニメ制作における作画の品質を管理する役割を担う職種です。通常、作監と呼ばれています。アニメの作画は、原画マン・動画マンなどが複数人で制作しています。一人ひとり絵のクオリティやテイストには特徴があるため、作品全体を通して差が生まれないようチェックし、統一感を持たせる必要があります。テレビアニメの場合、一般的に各話ごとに作画監督がつき、複数のアニメーターが描いたカットをチェックして、絵のテイストや動作、表情にブレがないかを管理していきます。作品によっては「総作画監督」が設けられ、シリーズ全体の作画を統括することもあります。■作画監督の仕事内容
作画監督の仕事は、各話の作画をクオリティチェックし、全体を通じて統一感をもたせることです。具体的には、以下のような業務に携わります。 ① 作画・動画のチェックと修正 原画マンが描いたラフを確認し、キャラクターのデザインが崩れていないかをチェックします。演出家の意見を踏まえて必要に応じて修正を行います。完成したラフをもとに清書した第二原画、第二原画をもとに作られた動画もそれぞれ確認し、統一感はあるか、動きに違和感がないかをチェックします。全体を通して一定以上のクオリティとなるよう修正を加えます。修正箇所が多い場合は、作画監督が一から描き直しすることもあります。 ② アニメーターへの指導・サポート 若手の原画マン・動画マンや外部スタッフが描いた作画・動画の品質を一定に保つため、適切な指示やフィードバックを行います。彼らのスキルアップをサポートすることも、全体の責任者である作画監督の仕事の一つです。求めるキャラクターの表情や動きの意図を伝えるため、参考となる修正画や指示書を提供することもあります。■作画監督の年収
アニメーション制作者実態調査2023によると、アニメ演出家の平均年収は574.9万円です。同調査におけるアニメ制作者全体の平均年収は455.5万円となっているので、平均よりもかなり高い水準にあるといえます。作画監督は原画マンや動画マンなどのアニメーターとして経験を積んだのちにキャリアアップしてなるケースが多いため、求められるスキルが高く、同時に収入も高くなっています。経験や担当作品の規模、企業所属かフリーランスかによっても収入は大きく異なるため、自分の実力次第でより高い年収を目指すことも可能です。 (2025年2月調査)■作画監督になるには
作画監督になるには、まずアニメ制作の現場で経験を積み、徐々にキャリアアップしていく道が一般的です。最初は動画マンとしてキャリアをスタートし、動画の数をこなしていきます。動画マンから原画マンへステップアップし、作画作業をしながら、デッサン力・表現力を高めていきます。経験を積み、作画のリーダーとしてチームをまとめるポジションとなり、会社やプロデューサーからの信頼を得ることで作画監督としての仕事を任されるようになります。業界内での実績を積みながら、キャリアアップしていきましょう。■作画監督になるために役立つ資格
作画監督になるために必須の資格はありませんが、高い画力とコミュニケーション能力が求められる職種です。キャラクターの表情や動きの細部まで詳細に描く高いクオリティのデッサンが求められるため、常に画力を向上させる必要があります。また、多くのアニメーターや演出家たちと話し合いながら作業を進めていくため、円滑なコミュニケーションを図る能力も求められます。■まとめ
作画監督は、アニメ制作における作画の品質を管理し、キャラクターなどのビジュアルに統一感をもたせる重要な役割を担っています。責任は大きいですが、「神作画」と評価されるような作品を生み出すことができれば、非常に大きなやりがいを感じられる仕事です。アニメ業界でキャリアアップを目指す方は、アニメーターとしての経験を積みながら、作画スキルやリーダーシップを磨くことで、作画監督への道を開いてください。略称
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