SNS運用

SNS運用とは?仕事内容や年収をご紹介します!

test この10年で圧倒的にシェアが広まり、今や人々の生活に欠かせない存在となったSNS。企業もSNSを活用してマーケティングを行うようになりました。企業かSNSアカウントを使って、商品やサービスの情報を発信することを、SNS運用といいます。この記事では、SNS運用の仕事内容や年収、なるために必要なことを解説します。ぜひ参考にしてください。

■SNS運用とは

SNS運用とは、企業がSNSの公式アカウントを利用して商品やサービスの認知拡大・宣伝を目的に情報発信することです。SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービスの略称で、インターネット上で成立するコミュニケーションを提供するサービスを指します。よく利用されるSNSとしては、Instagram、YouTube、Twitter、TikTok、Facebook、LINEなどがあります。SNS運用とSNSマーケティングは混同されがちですが、厳密にはSNSマーケティングの手法の1つがSNS運用であり、その他にもインフルエンサーマーケティングやSNS広告運用、SNSキャンペーン運用なども含まれます。

■SNS運用の仕事内容

SNS運用担当の仕事は、企業の公式SNSアカウントを管理し、投稿や分析を行うことです。具体的には、以下のような業務に携わります。 ①アカウントの設計 SNSの運用を始めるにあたって、最初に公式アカウントの初期設計を行います。アカウントを運用する目的や目標、コンセプト、ターゲット等を決めていきます。同時に競合他社の公式アカウントを調査し、ベンチマーク先を設定します。SNSでの発信は炎上や企業イメージの損失にも繋がりかねないため、どのような情報を発信するのかは慎重に考慮する必要があります。「中の人」と呼ばれるSNS運用担当の個性を出したり、マスコットキャラクターを設定したりするケースもあるため、この初期設計の段階でアカウントの方向性を固めましょう。 ②投稿企画、クリエイティブ作成 アカウントの初期設計が終わりアカウントを開設したら、実際の投稿を行っていきます。SNSは、テキスト・画像・動画等のコンテンツを用いて情報を発信します。例えばショート動画を投稿したい場合、どんな目的でなにを発信するのかを決め、出演者を選出し台本を作成、実際に動画を撮影して編集します。このクリエイティブ作成は、必要に応じてデザイナーや動画クリエイターをアサインすることもあります。 ③PDCAを回す 投稿が完了したら、分析を行います。その投稿のインプレッション数(表示回数)やエンゲージメント数(いいねやコメントなどの反応)の数値を集計し、その投稿の良し悪しを分析していきます。反応がよかった投稿と悪かった投稿を比較して「〇〇をすれば〇〇という反応を得られる」という仮説を立て、次の投稿に反映しPDCAを回していきます。SNS運用で重要なのは、ただ投稿を継続するだけでなく、投稿後の分析をしっかりと行うことです。 ④フォロワーとの交流 SNS運用では、アカウントの設計~投稿、分析という一連の流れに加えて、フォロワーとの交流も業務の一環となります。具体的にはコメントへの返信やDMでのやり取り、こちらからのいいねやコメントが含まれます。情報発信に加えて、他アカウントと交流することによってフォロワーのファン化が進み、アカウントの発信力が高まります。

■SNS運用担当の年収

SNS運用担当の年収には、公的な統計データはありません。求人のボリュームゾーンは350~500万円ほどです。会社員の場合は、未経験で300~400万円、年次や役職が上がるにつれて400~700万円ほどになります。一方でフリーランスとしてクライアントのSNSアカウントを運用する場合は、運用するアカウントの数によって、より高い収入を目指すこともできます。また、アカウントの初期設計から投稿企画・撮影や編集などのクリエイティブ、分析等、どこまでの範囲をカバーするかによって金額も変わるため、対応範囲が広いとその分高単価で受注することができます。 (2024年5月調査)

■SNS運用担当になるには

SNS運用担当になるには、企業の広報部あるいはマーケティング部に就職・転職して、その中でSNSアカウントの担当者になるか、あるいはSNS運用代行サービスを展開する企業でクライアントのSNSアカウントの運用を担当する方法があります。SNS運用の未経験求人に応募するか、広報やマーケティングの経験を積んで転職しましょう。また、商品やサービスごとに公式アカウントを運用している企業の場合は、その商品やサービスの事業部で運用担当になれる場合もあります。多くの場合、他の業務との兼務になる可能性があるため、SNS運用に特化したい場合はSNS運用代行の企業に勤めることをおすすめします。

■SNS運用担当になるために役立つ資格

SNS運用担当になるために必須の資格はありません。SNS運用について学習するうえで取っておくと役に立つ資格をご紹介します。 ・SNSマネージャー ・SNSエキスパート検定 ・SNSマーケティング検定 どの資格も企業のSNS運用やSNSマーケティングに関する知識を測る資格です。炎上対策についてやKGI・KPIの設定方法などを問う資格もあるため、必要に応じて取得しましょう。

■まとめ

今やGoogleに次ぐ第二の検索エンジンと呼ばれ、流行を生み出す存在となったSNS。「バズ」や「インスタ映え」、「TikTok売れ」などの現象によって、一躍人気を獲得する企業や商品が生まれています。就活生が選考を受ける際に企業のSNSをチェックする傾向も高まっており、商品やサービスの情報発信にとどまらない、ブランディング要因としても重要な役割を担っています。基本的に無料で運用できるからこそ参入障壁は薄い一方、実際に成果を出すのは非常に難しいと言われています。SNSを仕事にしたい!という人は、まずはSNS運用とはどんな仕事なのかをしっかり理解したうえで、ぜひチャレンジしてみてください!  

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