01.WEB制作に関わる職業とそのお仕事を紹介
Web業界は日々めまぐるしい変化をしています。
トレンドはもちろん、使用するソフトやデバイスが変わったり・・・
そんな、Web業界にいらっしゃる方にとってのあるあるなお話を。
そして、これからWeb業界に入ろうという方には、具体的なイメージを。
わかりやすく解説していきます。
まずは...
Webデザインを行うにあたりどんな職業や役割があるのか、実際に説明していきます。
筆者がWebデザイナーのため、Webデザイナーよりの視点になるかと思いますが、ご了承くださいませ。
●クライアント(依頼主)
社内で行う案件の場合は、その企画を立ち上げる部署。依頼を発案する方。
なににつけてもここが絶対的な存在になります。
クライアントの場合特にお金を払っていますので!
Webデザイナーはあまりここと話すケースは少ないかと思います。
クライアント側からWebデザイナーと話がしたいという申し出がある場合もありますが、次に紹介するWebディレクターが間に入ることが多いです。
※Webディレクターがクライアントの意見をただただ受け入れるだけの方だった場合、Webデザイナー(私)は直接クライアントと話したい!そうのほうが話が早い!と思うこともありますw
●Webディレクター
クライアントと打ち合わせをします。
どんなデザイン・サイトにしたいかなどを話し合います。
そして、落とし込んだ内容をWebデザイナーに指示をします。
いわば現場監督。Web制作全体の舵取りをします。
スケジュール・制作内容・仕様・見積りなど様々なことを視野に入れながらなので、ケースバイケース、臨機応変な対応が求められる職種だと思います。
私が思う理想的なWebディレクターは、クライアントの要望に対してどのようにしたらいいか具体例をいくつかあげられる方です。
こうしたいけど、予算が・・・とにかく急ぎたいんだよね・・・などなどクライアントの要望は様々。
そんなクライアントに選択肢を与えられるのって本当に引き出しを持っているWebディレクターこそだと思います。
選択肢を与えすぎて混乱を招くことも避けたいですが、なかなか難しいバランスですね。
クライアントとWebデザイナーの意見をまとめる重要な役割なのです。
●フォトグラファー
Webデザインにかかせないのがサイトに使用する素材。
もちろん文章だけでもサイトの構築は可能ですが、より明確に、わかりやすく情報を伝えるためには写真はとても有効な手段です。
イラストという手もありますが、ECサイトなどの物を売るようなWebサイトにとっては写真こそ要といえるでしょう。
筆者はとある渋谷の象徴的ファッションビルのWebサイト用の写真撮影をしていましたが、日によっては1000枚ほどの物撮りの撮影と画像処理をしていました。
ECサイトでない場合、写真やイラストを商用フリーでダウンロードできることが多いので、フォトグラファーを雇わないことも多いです。
また、インスタグラムなどの流行もあり、写真を上手に撮れる方がすごく増えました。
社内の人間で撮影するという話もよく聞きます。
フォトグラファーをしている者からすると耳の痛くなる話です・・・。
でもやはり、信頼できるフォトグラファーとお仕事をするのが一番効率も良いのではないのかなと思います。
●Webデザイナー
Webディレクターの指示のもと、デザインを作成します。
デザインと聞くと、絵を書けたりとか、洗練されたセンスがなくてはならないとか、そんなイメージを持ちませんか?
でも実際はまったく絵心のないWebデザイナーもいます。(私もその一人)
今はフリーの素材が山のようにあるので全然大丈夫です。
また、センスはある程度必要かもしれませんが、どちらかというと慣れることで培っていく感覚のほうが大きいのではないかなと思っています。
Webデザイナーが他のデザイナーと一番違う点は、コーディングができなければならないということです。
※コーディング…プログラミング言語を用いてプログラムのソースコードを記述する作業。
一般的なのはHTML・CSS。こちらについては次週解説します。
今は昔に比べてコーディングまでを、デザイナーがおこなうことが多くなってきています。
あまりにも難しいコーディングの場合は次にご紹介する、コーダー、プログラマーの出番になります。
●コーダー
Webデザイナーが設計したデザインに基づき、動作できる形に仕上げていくのがコーダーのお仕事になります。
その過程で使うのは主にHTMLとCSSです。
このコーダーのお仕事を今はWebデザイナーが、デザインからそのまま一貫して行うことが多くなったように思います。
昔は「これはコーダーの仕事なのに、なんでデザイナーの私がやらなくてはならないのだろう」と思うことがよくありました。
今は時代の流れを受け入れ、「これもデザインした私も仕事だ!」と思えるようになりましたがw
それだけコーディングに対して、苦手意識もなくなったのは、よかったのかなと思います。
今は自動でコーディングできるツールもあるので、コーダーという職種自体がなくなるとも言われていますが、どうなんでしょうね?
私は結局のところ、難しいことを要求された場合や工数を考えた際、コーダーがいないとできないなと思うことも多いので、そう簡単にはなくならないんじゃないのかと思っています。
●プログラマー
Webサイトのシステムを構築する担当者です。
プログラミング言語を駆使してサーバーに入っているシステムを作り、整備していく職種になります。
コーダーと違うのは、目に見えない内部の処理を中心に扱います。
コーダーのようにHTMLを駆使することはほぼなく、JavaやJavaScript、それにRubyやPerlなどといった多岐に渡る言語を、対象とするシステムの性質に応じて適切なものを選択していきます。
要はWebの裏側を作成していく、とても専門性の高い職種かと思います。
Webと連携して、スマホのアプリなどを作成する場合、プログラマーの力が絶大になってきます。
他にもマーケッターやWebアナリストなど様々な職種がありますが、今回は大まかなものをあげさせていただきました。
次は全体的なお仕事の流れを解説していきたいと思います。
トレンドはもちろん、使用するソフトやデバイスが変わったり・・・
そんな、Web業界にいらっしゃる方にとってのあるあるなお話を。
そして、これからWeb業界に入ろうという方には、具体的なイメージを。
わかりやすく解説していきます。
まずは...
■Webデザインに関わる人たち
Webデザインを行うにあたりどんな職業や役割があるのか、実際に説明していきます。
筆者がWebデザイナーのため、Webデザイナーよりの視点になるかと思いますが、ご了承くださいませ。
●クライアント(依頼主)
社内で行う案件の場合は、その企画を立ち上げる部署。依頼を発案する方。
なににつけてもここが絶対的な存在になります。
クライアントの場合特にお金を払っていますので!
Webデザイナーはあまりここと話すケースは少ないかと思います。
クライアント側からWebデザイナーと話がしたいという申し出がある場合もありますが、次に紹介するWebディレクターが間に入ることが多いです。
※Webディレクターがクライアントの意見をただただ受け入れるだけの方だった場合、Webデザイナー(私)は直接クライアントと話したい!そうのほうが話が早い!と思うこともありますw
●Webディレクター
クライアントと打ち合わせをします。
どんなデザイン・サイトにしたいかなどを話し合います。
そして、落とし込んだ内容をWebデザイナーに指示をします。
いわば現場監督。Web制作全体の舵取りをします。
スケジュール・制作内容・仕様・見積りなど様々なことを視野に入れながらなので、ケースバイケース、臨機応変な対応が求められる職種だと思います。
私が思う理想的なWebディレクターは、クライアントの要望に対してどのようにしたらいいか具体例をいくつかあげられる方です。
こうしたいけど、予算が・・・とにかく急ぎたいんだよね・・・などなどクライアントの要望は様々。
そんなクライアントに選択肢を与えられるのって本当に引き出しを持っているWebディレクターこそだと思います。
選択肢を与えすぎて混乱を招くことも避けたいですが、なかなか難しいバランスですね。
クライアントとWebデザイナーの意見をまとめる重要な役割なのです。
●フォトグラファー
Webデザインにかかせないのがサイトに使用する素材。
もちろん文章だけでもサイトの構築は可能ですが、より明確に、わかりやすく情報を伝えるためには写真はとても有効な手段です。
イラストという手もありますが、ECサイトなどの物を売るようなWebサイトにとっては写真こそ要といえるでしょう。
筆者はとある渋谷の象徴的ファッションビルのWebサイト用の写真撮影をしていましたが、日によっては1000枚ほどの物撮りの撮影と画像処理をしていました。
ECサイトでない場合、写真やイラストを商用フリーでダウンロードできることが多いので、フォトグラファーを雇わないことも多いです。
また、インスタグラムなどの流行もあり、写真を上手に撮れる方がすごく増えました。
社内の人間で撮影するという話もよく聞きます。
フォトグラファーをしている者からすると耳の痛くなる話です・・・。
でもやはり、信頼できるフォトグラファーとお仕事をするのが一番効率も良いのではないのかなと思います。
●Webデザイナー
Webディレクターの指示のもと、デザインを作成します。
デザインと聞くと、絵を書けたりとか、洗練されたセンスがなくてはならないとか、そんなイメージを持ちませんか?
でも実際はまったく絵心のないWebデザイナーもいます。(私もその一人)
今はフリーの素材が山のようにあるので全然大丈夫です。
また、センスはある程度必要かもしれませんが、どちらかというと慣れることで培っていく感覚のほうが大きいのではないかなと思っています。
Webデザイナーが他のデザイナーと一番違う点は、コーディングができなければならないということです。
※コーディング…プログラミング言語を用いてプログラムのソースコードを記述する作業。
一般的なのはHTML・CSS。こちらについては次週解説します。
今は昔に比べてコーディングまでを、デザイナーがおこなうことが多くなってきています。
あまりにも難しいコーディングの場合は次にご紹介する、コーダー、プログラマーの出番になります。
●コーダー
Webデザイナーが設計したデザインに基づき、動作できる形に仕上げていくのがコーダーのお仕事になります。
その過程で使うのは主にHTMLとCSSです。
このコーダーのお仕事を今はWebデザイナーが、デザインからそのまま一貫して行うことが多くなったように思います。
昔は「これはコーダーの仕事なのに、なんでデザイナーの私がやらなくてはならないのだろう」と思うことがよくありました。
今は時代の流れを受け入れ、「これもデザインした私も仕事だ!」と思えるようになりましたがw
それだけコーディングに対して、苦手意識もなくなったのは、よかったのかなと思います。
今は自動でコーディングできるツールもあるので、コーダーという職種自体がなくなるとも言われていますが、どうなんでしょうね?
私は結局のところ、難しいことを要求された場合や工数を考えた際、コーダーがいないとできないなと思うことも多いので、そう簡単にはなくならないんじゃないのかと思っています。
●プログラマー
Webサイトのシステムを構築する担当者です。
プログラミング言語を駆使してサーバーに入っているシステムを作り、整備していく職種になります。
コーダーと違うのは、目に見えない内部の処理を中心に扱います。
コーダーのようにHTMLを駆使することはほぼなく、JavaやJavaScript、それにRubyやPerlなどといった多岐に渡る言語を、対象とするシステムの性質に応じて適切なものを選択していきます。
要はWebの裏側を作成していく、とても専門性の高い職種かと思います。
Webと連携して、スマホのアプリなどを作成する場合、プログラマーの力が絶大になってきます。
他にもマーケッターやWebアナリストなど様々な職種がありますが、今回は大まかなものをあげさせていただきました。
次は全体的なお仕事の流れを解説していきたいと思います。