1.LINEクリエイターズマーケットに登録

クリエイターの皆さまなら「LINEスタンプを作ろう!」と何度か考えたことがあるのではないでしょうか?
今回の講座では、作って売るまでの流れを見ていきましょう。
「スタンプなら作ったことがあるよ。」という方もクリエイターズ着せかえなど新たなサービスが出ていますので再度見直してはいかがでしょうか?



では、まず「LINEクリエイターズマーケット」に登録してみましょう。
https://creator.line.me/ja/ にアクセスし、「登録はこちら」をクリックします。



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LINEのアカウントを入力し「ログイン」をクリックします。
(アカウントを持っていない場合は登録できませんので、この機会にLINEを始めてください。。。)




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その後、文字認証などが出てきますので登録を進めてください。



・登録済みの方


またスタンプでも作ってみようかと思いクリエイターズマーケットにログインしようとしたがパスワードが違うのかログインができない!
という事があるかもしれません。
LINEアプリの方でログインを許可にしているかを確認してください。
LINEの設定より「アカウント」→「ログイン許可」でオフの場合はオンにしてください。


クリエイターズマーケットにログイン出来たら、制作の準備を始めましょう。




販売できるもの


・クリエイターズスタンプ(普通のスタンプ)
・クリエイターズスタンプ(動くスタンプ)
・クリエイターズ着せかえ(LINEのテーマの変更ができる、クリエーターズ着せ替えが新しく加わりました。)



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ガイドライン


クリエイターズスタンプには決まりごとが多く、規定外の場合は「リジェクト」(審査不合格)にされてしまいます。
審査のガイドラインはたくさんありますが、以下の点を注意してください。



制作の部分では


1.LINEが定めるフォーマットに合致しないもの
2.会話、コミュニケーションに適していないもの
3.視認性が悪いもの(例:横長な画像や、8頭身キャラクターの全身など)
4.スタンプ全体のバランスを著しく欠いているもの(例:淡色ばかりのもの、単なる数字の羅列など)
5.ロゴのみのもの
6.単純なテキストのみの画像
7.スタンプ内の文字に誤りがあるもの
8.説明文、タイトルと矛盾しているもの
9.販売するスタンプの画像と著しく異なるメイン画像、タブ画像
10. 既にスタンプショップで販売されているスタンプの複製



モラルの部分では


1.犯罪を助長、または奨励するもの
2.暴力や子どもの虐待・児童ポルノを描くもの
3.肌の露出が多いもの
4.アルコールの過剰摂取や違法薬物、または未成年者によるアルコールやタバコの消費を奨励するもの
5.飲酒運転を助長するもの
6.違法な武器などの現実的な描写、またはその使用を奨励する恐れがあるもの
7.フィッシングやスパム目的のためのもの
8.人や動物の殺傷、撃たれる、刺される、拷問などの現実的なイメージを描いたもの
9.特定の個人や法人、国、グループなどを誹謗、中傷、攻撃する可能性のあるもの
10.第三者もしくは自己の個人情報を開示し、または開示する恐れのあるもの
11.過度に不快、または粗野なもの
12.宗教、文化、民族性、国民性を攻撃し、または特に不快感を与えるもの
13.宗教への勧誘や啓蒙にあたるもの、宗教的要素の強いもの
14.政治的な表現を含むもの、選挙に関するもの
15.ユーザーが混乱、嫌悪するように設計されているもの
16.性的な表現を含むもの
17.賭博を助長し、または賭博に類するもの
18.ユーザーのパスワードや、プライベートなユーザーデータなどの取得を目的としたもの
19.青少年の健全な育成を妨げるおそれのあるもの(例:パチンコ、競馬など)
20.自殺、自傷行為、薬物乱用を誘引、または助長するもの
21.その他反社会的な内容を含み、または他人に不快感を与えるもの


と、かなり細かい決まり事があります。


よくあるリジェクト理由(審査が下りない理由)として
・背景を透過にしていない
・スタンプ内の文字の英語が間違えていた
・スタンプ内の文字が小さすぎて視認性が悪い
・下着のイラスト
・病院のマークに赤十字のマークを使用
・似た画像を多用している
などがあります。

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せっかく作っても作り直しとなる前に確認しておきましょう。



写真の利用


以前は写真を利用してのスタンプ制作は禁止されていましたが
写真を利用することが可能になりました。
先ほどの赤十字の注意事項のように写真の場合は、パッケージのわかる缶ビールをもって乾杯している写真や、子供の服にアンパンマンがついている。
などは避けましょう。



写真使用時の証明書


タレントやキャラクター、ロゴなどを使用している場合はライセンス証明書が必要になります。
(権利者からの許諾や、権利を所有していることが確認できる資料の添付でも問題ありません。)
企業スタンプなどを作成する際にロゴの使用などはこの手続きが必要になります。
https://creator-static.line.me/cms/pdf/LINE_Creators_Market_License_Agreement_JA.01e28ebc.pdf に申請書がありますのでダウンロードして利用してください。


スタンプ作成の準備


制作前にスタンプ登録時に必要なものを押さえておきましょう。


スタンプ


普通のスタンプの場合、以前はスタンプの数が40個の固定で作成にも気合がいりましたが
現在はスタンプ8個から販売が可能になりました。
しかし買う側としてはたくさん入っている方がお得感がありますからなるべく多く作成した方が良いかもしれません。



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タイトルや説明文などのテキスト情報


検索結果などを考慮し登録すると良いでしょう。
日本語の絵文字や機種依存文字は登録できませんので気をつけましょう。



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制作ソフト


今回はPhotoshopで制作します。
Photoshopで制作する際に書き出すだけのテンプレートがあると便利ですね。
Photoshop用のテンプレートを作成しましたのでこちらからダウンロードしてください。



テンプレートダウンロード

このテンプレートには、W370×H320で40個分のガイドをひいてあります。
スタンプには画像とコンテンツの間には10px程度の余白が必要ですので、10pxあけて作成してください。
余白確認の為に「はみ出し確認用」のレイヤーを用意しましたので、
作成後にこのレイヤーの背景からはみ出していないか確認してください。
※レイヤーを表示したまま書き出さないように注意してください。



スタンプ作成の前にネタを考える


販売するにあたり、どのようなスタンプが人気か調べてみましょう。


・挨拶
・イベント
・「ねこ」や「くま」などの動物
・名前スタンプ
・キモかわいい系
・方言系


人気だからよく見かけるのかもしれませんが逆に出きっているかもしれません。
(難しいところです・・・)
まずは、売れるスタンプを考えてから制作に入りましょう。