簡単に言えば、 「デジタル放送を録画したデータを10回までダビング出来ますよ。」 というルールです。 2008年6月2日午前4時以降に放送される地上波デジタル放送はこの「ダビング10」に対応した放送となる予定です。 これまで、デジタル放送を録画したデータは1回しかコピーできない「コピー・ワンス」というルールが適用されてきました。 これは、デジタル放送では録画データの劣化が起きにくいため、個人でも高画質の複製を多数制作することができ、コンテンツの商業流通に影響が出ると考えられたための制限措置でした。 しかし、実際に録画したデータを1回しかコピーできないのは使い勝手が悪く、一般ユーザーからも批判の声が上がっていたことから、そのダビング回数を10回（正確には、コピー9回＋ムーブ1回）に緩和する「ダビング10」が採用されたわけです。 各社のHDDレコーダーも、今後発売される新機種は「ダビング10」対応したものになります。 ただし、これまでに発売された機種でも、ソフトのアップデートだけで「ダビング10」に対応できるものもあるので、よく注意して購入、買い替えをすると良いでしょう。 詳細は 社団法人デジタル放送推進協会 http://www.dpa.or.jp/copyctr/index.html http://www.dpa.or.jp/news/news080207.html 社団法人電子情報技術産業協会 http://www.jeita.or.jp/japanese/detail.asp?pr_id=1161