まず、パソコンを処分する時に一番最初にしなくてはいけないのがデータのバックアップ＆消去です。 パソコンには数多くの個人情報のほか、 各種サービスにアクセスするのに必要なIDやパスワードが保存されています。 これをきちんと処分してからパソコン本体を処分しないと、 万が一、パソコン本体が悪意を持った第三者の手に渡ってしまった場合、 情報を悪用されてしまう可能性があります。 パソコンのデータの処分は所有者個人の責任で行うことになっていますので、 しっかりと処分をしましょう。 １） 古いパソコンのデータのバックアップを行う パソコンに保存してある写真や音楽、文章といったデータのほか、 ネットへの接続設定や「お気に入り」、メールなどのデータも 忘れずにバックアップを取り、必要なデータは新しいパソコンに移しましょう。 ２）パソコンのデータを消去します 「マイドキュメント」を削除したり、メールを全て削除したからといって データを削除したことにはなりません。 また、ハードディスクの「フォーマット」を行っても、実データは残っています。 データを確実に消去するには ・データ消去ソフトを利用する ・業者に頼む ・パソコンを物理的or磁気的に壊す http://www.pc3r.jp/home/data_erases.html といった方法が考えられます。 詳細は、下記ホームページを参考にしてください。 ▼社団法人　電子情報技術産業協会（ＪＥＩＴＡ） パソコンの廃棄・譲渡時におけるハードディスク上のデータ消去に関するガイドライン http://it.jeita.or.jp/perinfo/committee/pc/HDDdata/original.html ３）本体を処分します 2003年10月以降に販売された家庭向けパソコンには「PCリサイクルマーク」が貼付されています。 このマークが付いているPCは基本的に無料でメーカーが回収・処分・リサイクルを行ってくれる （正確には、購入時にリサイクル料金を先払いしている）のでメーカーに連絡をして、回収を依頼します。 2003年10月以前に購入したパソコンでも、有料でメーカーが回収を行っていますので、メーカーに問合せを行ってください。 詳細は下記ホームページで ▼有限責任中間法人 パソコン3R推進センター http://www.pc3r.jp/index.html パソコンの処理方法はこの他に、 ・中古販売店に売る（下取りに出す） ・オークションにかける ・知人に譲渡する ・パソコン処理専門業者に頼む などが考えられます。 個人で取引を行ったりする場合は、トラブルも発生したりするので十分に気をつけてください。