Q

473 「UGC」という言葉を聞いたのですが、どういったものでしょうか?

「UGC」とは具体的にどんなものでしょうか?

A

「UGC」とは、ユーザージェネレーテッドコンテンツ(User Generated Content)の略で、「一般ユーザーによって作られたコンテンツ」のことです。

UGC(ユージージェネレーテッドコンテンツ)は「ユーザー生成コンテンツ」と呼ばれ、企業によって作られたコンテンツではなく、ユーザーによって作られたコンテンツを指します。 具体的には、ブログやSNSの投稿、写真、動画など、消費者発信のコンテンツのことです。 例えば、飲食店や化粧品、家電などのレビューなど、これらすべてがUGCです。 UGCは、実際に商品やサービスを利用したユーザーの率直な意見であるため、企業にとって、貴重な情報源でもあります。 製品やサービスの開発や改善、ユーザーとのコミュニケーションの構築、ブランドイメージの向上や拡散など、さまざまな目的で使用します。 UGCを使ったマーケティング「UGCマーケティング」という言葉も、最近ではよく使われるようになりました。 企業の思惑が入らない、ユーザー自身による投稿だから、信頼性が高いというメリットがあります。 一方で、著作権やプライバシーなどの法的・倫理的な問題や品質の維持には十分な注意が必要です。 反対に、PGC(Professional Generated Content)とよばれるコンテンツがあります。 これはプロフェッショナルや専門家が作ったり提供したりするコンテンツのことです。 例えば、企業が公式SNSで発信する情報から新聞や雑誌での記事、テレビやラジオでの番組、出版された本や音楽などがあります。 通常はプロのスキルや経験など専門的な知識が必要です。 UGCとPGCは相互補助的な関係にあります。 少し難しい言い方になりましたが、PGCがUGCの発生を促すというものです。 PGCによってユーザーの関心や好意が高まると、ユーザーは自分の体験や意見を発信したくなります。 このようにPGCがUGCを生み出すきっかけとなっています。

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