Q

472 ラテラルシンキングとはどんな意味ですか?

就業先で、「ラテラルシンキング」という言葉を聞きました。どういう意味でしょうか?

A

「ラテラルシンキング」とは、固定観念にとらわれず、いままでと違う角度で物事を見ていくことで、新しいアイデアや解決策を見つける思考法のことです。

英語の「ラテラル(lateral)」が「側面の」「横からの」「水平の」といった意味合いをもつことから、日本語では水平思考とも呼ばれます。 通常の思考の枠を超えて、さまざまな視点から自由に発想することで、創造的で革新的な解決策を見つけていきます。 主な特徴としては、 ・柔軟性と創造性 ・異なる視点からのアプローチ ・直感や遊び心の活用 ・問題の再定義 などがあります。 問題や課題に行き詰った際に、多面的に考察したり、時には原点に立ち戻り本質を再評価することで、理解度が深まり、新たな洞察を得る手段となる場合があります。 ラテラルシンキングのコツは、「疑問を持つ」ことです。 既存の考えに縛られない考え方・物事の見方が、新たな気付きを生み出します。 そのためにも、読書や学習を通じてさまざまな情報に触れたり、ブレストなど異なるアイデアを自由に出し合う環境を作るとよいでしょう。 日々の何気ない生活の中で、まわりの状況や人々に注意を払い、観察力を養うこともラテラルシンキングの一環です。 日常の中に潜む異なるアイデアや機会に気づくことができます。 失敗を恐れずに、いろいろなアプローチを試して、ラテラルシンキングのスキルを向上させていきましょう。

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