Q

47 ホームページのURLに日本語を使っているサイトがありますが、どんな仕組みなんですか?

企業のサイトやキャンペーンのサイトで、広告などにURLが日本語表記されているものがあります。 URLは半角英数だけだと思っていましたが、どんなサービスなのでしょう?

A

それは、日本語JPドメイン名と呼ばれるドメイン名です。

私たちが普段利用するURLは、半角英数(ASCII文字)で表記されたものですが、 もともと、「日本語」という言語で生活している私たちにとって、 この表記は、読み間違い、入力間違いを引き起こしやすいものです。 日本以外でも、英語以外の言語を利用する国では、「自国語をURL利用したい!」という要望が高く、 結果、アルファベット、数字、英数記号に加え、漢字やひらがな、アラビア文字などを利用できる 国際化ドメイン名(=IDN~Internationalized Domain Name~)の仕組みができました。 その日本語版を特に「日本語JPドメイン名」と呼びます。 これを利用すると、例えば http://キリンビバレッジ.jp/ http://フジテレビ.jp/ といったURLをアドレスバーに入力すると、その企業のサイトやサービスに直接アクセスすることが出来ます。 この日本語JPドメイン名を利用対応状況は http://jdna.jp/jdn/browsers/ で確認できます。 基本的に、各ブラウザの最新バージョンを利用していれば プラグインのインストールなどの手間も無くそのまま利用できるようです。 ただ、IE6.0以前のブラウザはプラグインのインストールが必要ですのでご注意ください。 また、携帯電話も機種によっては日本語JPドメイン対応です。 是非一度、お試しください。 ちなみにこの国際化ドメイン名、「漢字の国」中国では非常に浸透しているそうです。

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