Q

459 「イマーシブ」とは、どんな意味なのでしょうか?

最近「イマーシブ」という言葉を聞きました。「イマーシブ」とはどんなものなのでしょうか?

A

イマーシブ(Immersive)とは、参加者を完全に没入させる体験や環境を指します。

仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、ミックスドリアリティ(MR)などの技術を活用し、視覚、聴覚、触覚、運動などの感覚にリアルな刺激を与えることで、参加者はまるで実際にその場にいるかのような体験が可能です。 イマーシブな体験は、エンターテイメント業界におけるゲームや映画のような娯楽体験に加えて、教育、訓練、医療、建築、観光、コミュニケーションなどの領域でも幅広く活用されています。 例えば映画やアニメーションではVRやARを活用し、視聴者は映画の中に没入しキャラクターとの対話や環境の探索を楽しむことができます。 音楽業界ではVRコンサートやAR音楽体験が登場し、参加者は実際のライブイベントにいるかのような感覚を味わえます。 建築分野では仮想空間を活用したプレゼンテーションやシミュレーションにより、建物の外観や内部空間をリアルに体験することができます。また、危険なシミュレーション訓練やARを活用した観光案内や展示などもイマーシブな体験を提供し、教育や観光業界においても活用されています。 教育分野においても、VRやARを使った対話型学習体験が行われ、生徒や学生はより実践的な理解や創造性、問題解決能力の育成が可能です。 クリエイターの想像力を再現する新しい表現方法のひとつとして、重要な要素となっています。

仕事×学びのご相談はこちら

「ちょっと話が聞いてみたい」も大歓迎!