Q

455 パーパスブランディングってどんなものですか?

企業の広報をしています。パーパスブランディングというものを聞いたのですが、どんなものなのでしょうか。 ​

A

パーパスブランディングとは、企業の社会的価値を消費者や社内に向けてブランディングしていく戦略です。

パーパス(Purpose)とは​​、『目的』『目標』『意図』などと英訳されますが、近年のビジネス業界では、企業の『社会的な存在価値』『社会的意義』として用いられています。従来のブランディングは消費者個人にフォーカスした活動が中心的でした。しかし最近では、帰属意識が強く消費するよりも他人とシェアする傾向がでてきたことにより、段々とパーパスが注目されるようになりました。企業や組織、サービスや商品が、なぜ存在するのか?を見つめなおした経営やブランディングが話題となり、今では多くの企業がパーパスをもとにしたブランディングに力を入れています。 パーパスには、いくつか類義語があります。よく言われているMVV(ミッション・バリュー・ビジョン)は、それぞれ下記のような意味です。 ビジョン…企業として目指す姿(Where) ミッション…実現のために行うこと(What) バリュー…価値・行動基準(HOW) 一方で、パーパスは目的地(WHY)という位置づけです。なぜビジョンを叶えたいのかという原点にもなります。 日本でも、自社商品やサービスをパーパスと結び付けてブランディングしている企業も多くあります。生活用品で有名なP&Gは、「自社製品に最高のクオリティーと価値を与え、世界中の顧客のニーズを満たすこと」を掲げています。これは、1987年に掲げられたパーパスであり長きにわたり商品やサービスのブランディングに使用されています。 また、パーパスブランディングは社内へのインナーブランディングとしても用いられています。世界に拠点を持つSONYでは、2019年から「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」をパーパスとして掲げることで世界中の従業員が同じベクトルで業務に取り組めるようなブランディングを行っております。 企業のブランディングや広報活動でも重要視されている考え方です。ぜひ業務に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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