Q

431 グラフィックレコーディングとはどんなものですか?

グラフィックレコーディングを職場で取り入れることになりました。具体的に教えてください!

A

会議の場での会話を、絵や文字を使って記録していく方法です。『グラレコ』と略して呼ばれます。

【グラフィックレコーディングとは?】 グラフィックレコーディング(以下グラレコ)は、アメリカで誕生した情報を可視化させる記録方法です。 絵や文字をつかって、会議の内容をまとめていきます。 インタビュー現場や会議、さらには医療現場でも利用されており、注目が高まっています。 グラレコの手法を用いる人を、「グラフィックレコーダー」と呼びます。 【メリット】 ①会議の情報を整理・理解しやすくなる。  抽象的な言葉や複雑な会話も整理して絵にすることで、イメージがつきやすくなり、理解が深まります。  参加者全員が共通認識を持ちながら話ができるので、認識のズレを防ぐことができ、スムーズに会議を進行できます。 また、会議に参加しなかった人も、会議の内容を素早く把握できます。 ②新たなアイデアが生まれやすい。  結論や要点だけではなく、その場で出たアイデアや問題点なども書き出すことで、新たな視点で話し合うことができます。 会議では、決裁権を持つ人、発言が多い人の意見が通りやすい傾向がありますが、グラフィカルに見える化することで、 職種や役職を超えてフラットにアイデアを交換できます。 ③書き手は、情報を整理・理解する力が身につく。  書き手は会議の内容を聞きながら、絵を描いていくため、話をまとめながら聞く意識が芽生え、  情報を整理・理解する力が身につきます。 【デメリット】 ①『グラレコ』の技術が必要  話をまとめて、絵に起こしていくためのスピードや、わかりやすいレイアウト・絵にする技術力が必要です。 ②人によっては、苦手な場合もある  文字や音声のほうが理解しやすいという方もいます。  場面や人によって使い分けることも重要です。

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