Q
42 ビジネスメールの最低限のマナーって?
ビジネスシーンで送るメールにも、色々とマナーがあると聞きました。 最低限守るべきマナーを教えてください。
A
簡単・明瞭・スピーディーに!そしてメールを過信しすぎないことです
今やビジネスシーンでメールでのやり取りは欠かせません。 しかし、「これ」といった基本を学ぶまでもなく、 自己流でメールのやり取りをしている方も多いのではないでしょうか? 今回は、ビジネスシーンでメールを利用する場合に最低限守りたいマナーについてご紹介します。 ■フォーマット ビジネスメールは「テキストメールで」が鉄則! デザインやレイアウトに凝ることが出来て、見た目がきれいなHTMLメールですが、 ウィルスを運んだりする危険性があるとして、使用を禁止している会社もありますし、 開封するのに抵抗を覚える人も多くいます。 ビジネスでメールを送る場合は、 どうしても必要なとき意外はテキストメールでやり取りするように心がけましょう。 <設定方法(Outlookの場合)> ツール→オプション→メール形式 で「テキストメール」を選びます。 ■タイトル(件名) タイトルは簡潔に、分かりやすく。 出来れば「何の案件なのか」「誰からのメールなのか」が分かるようなタイトルにしましょう。 特に最近は、迷惑メールのタイトルも巧妙化してきて、 本当に大切なメールとの見分けをつけ難くなってきました。 自分なりのルールを決めてタイトルをつけると分かりやすいですね。 また、返信や転送の際は、「Re:」や「Fw:」が元メールのタイトルに自動的に付きます。 これは、そのまま送って構いません。 ■あて先 複数の人にメールを送りたい場合は、 メインのあて先をToに、それ以外の送り先で公開できるあて先はCcに、 社内のあて先や、メインのあて先に知られたくない同報先などはBccに入れます。 また、複数のあて先(CcやBcc)でメールが送られてきた場合は、 基本的に「全員に返信」で返信メールを書くようにします。 ToとCcにメールアドレスを入れると言うことは、そのアドレスが公開されると言うことです。 あて先の人同士、メールアドレスを知らない場合などは特に気をつけて指定しましょう。 ■内容 内容は分かりやすく、簡潔に。 特に、数字に関する記述をするときは、間違いがないか確認をしましょう。 重要事項は箇条書きなどにすると分かりやすいです。 また、返信が必要な場合は、いつまでに返信が必要なのかを明記しておくとよいでしょう。 以下の点にも注意してください。 ・英数字は文字化けの危険があるので半角で。 ・絵文字や顔文字は使用しないこと。 ・適度に改行を入れること。 ■署名 名刺に掲載している情報、 氏名、メルアド、電話番号、住所などを文末に挿入しましょう。 ビジネス用の署名であれば、あまりデコラティブにならないように気をつけてください。 ■その他 ・重たいファイルやプログラムファイルなどを添付する場合などは、事前に確認をしましょう ・メールの返信に時間がかかりそうな場合は、まずメールのお礼と返信が遅くなる旨を連絡しておくとよいでしょう。 ・「重要度」の指定や、「開封確認」は、相手にプレッシャーを与えますので、本当に必要な場合だけ利用しましょう。 ・メールの転送を行う場合、元メールの「署名」部分の個人情報を転送しても大丈夫かどうか確認し、 署名の必要が無かったり、公開したくない場合は忘れずに削除するようにしましょう。 今回は特に重要なポイントだけを挙げました。 また、メールを送ったからと言って安心しすぎず、重要な用件は電話でも確認するのが大切です。 スマートにビジネスメールのやり取りができるといいですね。
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