画像や映像を合成する際に使用する手法の一つです。 色や明暗の違いを利用して、映像の一部分を取り除いたり、 切り出したりすることを言います。 キーイングの種類として、「クロマキー」と「ルミナンスキー」について 紹介します。 「クロマキー」について、 画像内の色相や彩度の差をもとに特定の色の成分から一部を透明にし、 被写体を切り抜き、合成する技術を言います。 　 もっとも身近な例ではニュースの天気予報の映像です。 色（クロマ）をもとにしたキー信号を使用するため、 クロマキーと呼ばれています。 　 「ルミナンスキー」について、 画像内の輝度（＝明るさ）を利用し特定範囲の明るさを持つ部分を指定し 透明にし被写体を切り抜きます。 画面上に同じ輝度の部分があったり、明るさにムラがあるとうまく処理できないことがあるため、 キー設定に関して細かい調整ができるようになっています。