Q

328 APIとは何ですか?

IT業界にいると、よく「API」という単語を耳にしますが、APIとは具体的にどのようなものか理解していなくて・・・。そもそもAPIとは何か、分かりやすく教えていただけますか?

A

APIとは簡単に言うと「ソフトウェアの機能を共有する仕組み」のことです。

APIとは「Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)」の略語で、OSやアプリケーションソフト、あるいはウェブアプリケーションが、外部のアプリケーション(ソフトやウェブサービス)から機能の一部を簡単に利用できるようにするインターフェースのことを指します。 ちなみに、APIで言うインターフェースとは、機能の呼び出し手順や記述方法などを定めた仕様を指しており、よく使う機能がAPIとして用意されていれば、わざわざ一からプログラムを組む必要はありません。必要に応じてAPIを利用し、効率的に開発を進められます。 「ソフトウェアの機能を共有する仕組み」と言い換えると分かりやすいかと思います。 APIは元々1台のコンピューター上でOSやアプリケーションソフトが提供する機能を利用するために生まれた考え方でしたが、オンラインサービスやウェブアプリケーションの発達によって、異なるネットサービス間で機能を共有するための概念に拡大しました。これを「WebAPI」と呼んでいます。 WebAPIは、主にWebサービスを使っているときに必要になります。例えば、GoogleカレンダーをWebサイトに表示させたい場合、Googleのカレンダー機能のAPIを使ってWebサイトと連携させます。FacebookやTwitterなどのSNSが提供するAPIを利用して、SNSの投稿記事とWebサイトを連携させ、「いいね!」や「シェア」を集めることも可能です。このように、元々ある機能を外部から借りてくるのです。 上記の例のようにWebサービスの機能を使いたいときにWebAPIを利用すると開発の手間もなくお手軽に必要な機能を使用することができます。また、プログラマーがWebサービスやシステムを作ったりする場合には、ユーザーに機能を提供するためにWebAPIを作る場合もあります。 APIをうまく活用することで、誰でも質の高いアプリケーションを目指ざすことが出来ます!

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