Q
303 SEOについて教えてください。
SEOという言葉はよく耳にしており、なんとなくサイトの検索順位をあげるためのものだと認識しているのですが具体的にどういったものなのでしょうか?教えてください。
A
SEOはインターネットの検索結果でより多くサイト表示させるために行う全体的な取組みを指します。
SEOとは、Search Engine Optimization の略で「検索エンジン最適化」を意味しており、 インターネットの検索結果でより多くサイト表示させるために行う全体的な取組みを指します。 一般的に、Webサイトの訪問者の大半は、検索サイトから何らかのキーワードを検索した結果としてWebサイトを訪れます。 そして、企業側はネットショップなど、Webサイトを活用したサービスで収益を得る場合、アクセス数は収益に比例します。そのため、 検索時の表示の順位を上位に上げるためのSEO対策はアクセス数を増加させるために非常に重要なこととなります。 このSEO対策とは、GoogleやYahooなどの検索エンジンで特定のキーワードで検索した際に上位に表示されるための対策のことです。検索エンジンは表示順位を決定する要素として キーワードや外部リンクの設定、サイトの構築やコンテンツの内容などあらゆる規定があり、その規定を満たすための「設計」「技術」「マーケティング」などあらゆる側面からサイトを改善することで、Webサイトが検索結果でより多くの露出を得ることが可能なのです。 SEOの規定は、Googleなどの検索エンジンを運営する企業が独自に決めています。この規定に即したサイトが「ユーザーにとって有益な情報を提供する優良なサイト」と判断され、検索時に上位表示されています。規定の内容は 、基本的に「より良いWebサイトを上位に表示する」ことが前提となりますが、規定自体を構成する要素は多岐に亘り、検索順位を規定する計算式(アルゴリズム)は、複雑なものとなります。 そして、より優良なサイトが上位表示されるように、この判断の基準は常に改変されています。 これまでのSEOでは、より多くの外部サイト、つまり自社サイト以外のサイトに自社サイトのリンクを貼り、外部からの流入を多くするための外的なSEO対策が流行していました。これは当時のSEOの規定が「外部のサイトで紹介されるほどの優良なサイト」という判断をしていたためです。 しかし現在その規定は改変されており、今は「内容やサイト構成などがサイトの主軸として設定されたキーワードに即しており、ユーザビリティが高いサイトが優良なサイト」である、というものになっているようです。ただむやみに外部リンクの多いサイトではなく、ユーザーが知りたい情報が分かりやすく伝わり、なおかつユーザーの使いやすいサイトが優良なサイトとして上位表示される傾向にあります。 この内的なSEO対策としては、主にWebサイトが「正しいプログラムで書かれている」ことと「良質な内容である」ことで成り立ちます。 「正しいプログラム」とは、文法に間違いが無く、かつ推奨されている表記によるプログラムのことです。 人間がWebサイトを一見しても正しい表記かわかりにくいところですが、検索エンジンはウェブサイトをアルゴリズムで判別しますので、正しいプログラムかどうかは冷徹に判断します。また、「良質な内容である」とは、先に書きましたように、ユーザーが知りたい情報が分かりやすく伝わるかつウェブサイトに記載されている情報が、豊富な情報量であること、オリジナルの内容であることが基準になります。例えば他のWebサイトを模倣した内容であったり、情報量が少ないと評価されないということになります。 こうしたSEO対策は、リスティング広告等の広告とは違い、サイトを自社で編集できるのであればほとんど無料でできるものです。最近では自社サイトを分析し、SEOの規定にどの項目が達していないのか、どこを改善すればより良いサイトを構築することができるのかを判断してくれる「seoマスター」「SEOチェキ」などのソフトなども安価に出ておりますのでぜひご活用いただければと思います!
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