Q
289 カメラの顔認識の仕組みはどうなっていますか?
笑顔になるとシャッターを押すといった顔認識するカメラが登場していますが、たまに顔認識されない場合や、顔以外の部分を認識しすることがあります。顔認識とは、どのような仕組みになっているのか知りたいです。
A
顔のデータベースと目、鼻、口といったパーツを元に顔を認識しています。
最近のデジカメ界で、いちばんのトレンドとなっている機能といえばズバリ「顔認識」。 読んで字のごとく、撮影画面内にある「顔」をカメラが自動認識し、そこにピントを合わせてくれる便利機能です。昨年ごろからは、ただ「顔」を認識するだけにとどまらず、「笑顔」になった瞬間にシャッターを切ってくれたり、特定の「顔」を優先しピントを合わせてくれる個人認識機能など、様々な進化を遂げています。 顔認識の技術には、いくつかの種類があり、デジカメのメーカーごとに採用する技術が違います。基本的には、あらかじめ集めておいた『顔のデータベース(顔辞書)』と、画面内にある顔と思われる物体を照合し、まゆ、目、鼻、口といったパーツの位置関係を確かめ、顔かどうかを判断しています。 笑顔(スマイル)シャッターなどの表情の認識は、通常の顔認識に加え、顔の動きの変化を読み取っています。目元、口元など表情により変化のある箇所(口角、目元、眉など)の動きを追跡し、笑顔になる動きだと判断したときに、シャッターを切っているわけです。 顔認識をする判断についてですが、そもそもその技術はセキュリティのために個人を特定する『生体認証』技術のひとつとして開発されたものです。 それをデジカメに応用しているため、詳細なしくみや技術については、非公開としているところが多いようです。また、顔認識の精度は採用する技術のほか、デジカメ自体の処理速度や空きメモリ量によっても左右されるとのことです。 顔認識されないと、「私の顔って・・・」と落ち込む方もいらっしゃいますが、要因は様々ということで認識されない瞬間も笑いに変えて楽しめばいいのではないでしょうか!
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