最近よくVRという単語をよく見かけます。VRの体験イベントもあるようですし・・・具体的にこれはどんなものですか?
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VRとは、Virtual Reality(バーチャル・リアリティ)の略式名称で、日本では”仮想現実”とも呼ばれるものです。
映画やアニメなどで、登場人物がコンピューターを使い、現実ではない仮想世界にダイブする。そんな、かつては創作の中でしかありえなかったシーンが、今現実で私たちの手に触れられるところまできています。
VRとは、Virtual Reality(バーチャル・リアリティ)の略式名称です。日本語では”仮想現実”と呼ぶこともあるようですね。
ちなみにここで、VRという単語を分解してみましょう。
- ・Virtual = 仮想 とは、「現実ではない別の空間」ということを意味して、
- ・Reality = 現実 とは、「私たちが経験するもの」を意味します。
要するにVRは、
コンピュータなどによって作り出されたサイバースペースを、あたかも現実のように体験する最新技術のことを指しています。
VR空間では、人はバーチャル空間の一部になって、動くことが出来ます。技術活用としては、特に航空機のシミュレートや医療現場のシミュレートなどが進んでいるようです。飛行機に乗らずとも、実際に事故を体験しているような状況の中で緊急時の運転操作を学ぶことができたり、目の前にいる難病患者に実際にメスを入れるような手術シミュレーションができたり。安全性を保ったまま現実世界で起こりうる想定をリアルに学習できる画期的な技術としてとても注目されています。
この技術が一般的に広まり始めるのは、まさにこれからといえるでしょう。VRの活用はこれまで、専門的な分野や特殊な労働環境に利用が限られていましたが、ようやく娯楽 分野・産業にもVRの技術が少しずつ浸透出来てきました。
例えば、エンターテイメント分野のゲームや映画などでも、仮想空間上で戦場や幽霊屋敷を体感したり、よりリアルで迫力のある映画を作ることができるようになるなど、私たちの暮らしにもより身近なものになっていくことでしょう。
最近ではVR映像やゲームを体験できるイベントなども各所で開催されているようですのでご興味がある方はぜひ一度足を運んでみてくださいね!