Q
264 iPhoneとAndroid 違いは何?
スマートホンの話題で、「iPhone」と「Android」という単語を良く耳にしますが、両方同じスマホですよね?でも、携帯ショップに行くとやたら種類があるように思うし・・・何が違うのか教えてください。
A
iPhoneとAndroidの大きな違いは、搭載しているOSです。
iPhoneとAndroidはそもそも何が違うのかといえば、搭載しているOSです。 OSは「オペレーションシステム」の略称で、スマートフォン(スマホ)全体を制御、管理する最も基本的なソフトウェアのこと。パソコンでいうと、WindowsとMacintoshの違いのようなものです。 現在、日本で販売されているスマホに搭載されているOSは大きく2つ。Apple社が提供する「iOS」と、Google社が提供する「Android OS」です。このそれぞれが搭載されたスマホが、「iPhone」と「Android」と呼ばれているのです。 iPhoneとAndroidの違いは携帯の機種が違うのだと思われている方が多いようですが、それぞれを指すのはあくまでOSの名前であり、外側の携帯機種にはそれぞれ機種名があるので、お気をつけて! OSの他にも、iPhoneとAndroidには操作性や機能、搭載アプリなどに違いがあるのでいくつか紹介していきましょう。 【ここが違う!】①ボタンの位置と配置が違う iPhoneには「ホームボタン」が1つですが、Androidは「戻る」「ホーム」「マルチタスク」の3つ(または「メニュー」を加えた3~4 つ)のボタンが搭載されています。iPhoneでは、ホームボタンの押し方を変えることで、複数の機能を使い分けることができます。 一方、Androidの場合はよく使うボタンがそれぞれ独立しているため、異なるアプリでも共通の操作ができ、わかりやすいのが特徴です。 【ここが違う!】②ホーム画面の作りが違う iPhoneのホーム画面はアプリ一覧画面を兼ねていますが、Androidのホーム画面は、よく使うアプリのアイコンやウィジェットだけが表示され、アプリ一覧は別画面になっています。 よく使うアプリのショートカットをホーム画面に配置する仕組みなので、整理がしやすく、自分に合った使い方がしやすいのが特徴です。自分好みにフォームがカスタマイズできるので、アプリを大量にダウンロードされる方や、デザインにこだわりたい方にはカスタマイズの楽しさがありますね。 一方iPhoneでは、ホーム画面にアプリが固定されてはいますが、似た系統のアプリごとにフォルダが作成できたり、自分で大きくいじることもないので、カスタマイズが億劫な人やシンプルに使いこなしたい人、スマホ初心者におすすめです。 【ここが違う!】③利用できるマーケットが違う iPhone、Androidでは、日常で使える様々なアプリやゲームなどを専用のマーケットから購入し、ダウンロードすることができます。ただここで注意が必要なのは、それぞれに専用のマーケットが存在するという点です。 iPhoneでは、Appleが運営する「App Store」からアプリを購入します。一方、Androidのアプリ購入は、Googleが運営する「Google Play」からです。それぞれ専用ストアで配信されているものしか使うことができず、たとえばiPhone用アプリをAndroidスマホで利用すると いったことはできません。 ちなみに、Androidスマホの場合は、Playストア以外のメーカーや個人のサイトで配信されているアプリなども購入が可能です。iPhoneに比べ、自由な市場なので、バラエティに富んだアプリが多数存在しますが、その分、悪質なアプリも発見されているのでインストールには注意が必要です。 いかがでしょうか。よく混同されがちなiPhoneとAndroidの違いを3つ紹介いたしましたが、一番大きな違いは①の「OSの種類が違う」といった点です。スマートホンを購入される際、iPhoneとAndroid、どちらにしようか悩まれている方はOSの違いを理解した上で、機種の利便性も合わせてご検討いただければと思います。
この質問に関連した業種の
求人を見ることができます。
仕事×学びのご相談はこちら
「ちょっと話が聞いてみたい」も大歓迎!