Q

259 IllustratorとPhotoshopどう使い分ける?

ECサイトの運営をしています。商品画像やバナーなどをAdobeのソフトを使って制作していますが、そもそもIllustratorとPhotoshopはどのように使い分けるべきなのでしょうか?

A

A259 Illustratorはイラストの作成、Photoshopは画像加工。でも人それぞれ。

その名のとおり、Illustratorはイラストを描くこと、Photoshopは画像の加工に適している、というもの。 Illustratorは、ベクターデータとして扱うので拡大しても画質劣化なく、正確なデータやレイアウトを得意としてますので、ロゴやシンボル、ポスターなどの制作に向いています。 一方Photoshopは、ビットマップデータとして扱うので、拡大するとドットが見えます。写真を取り込んで色見を調整したり、その上に絵を描いて加工したりなどに向いています。 ベクターとビットマップの違いについてはこちらの動画をご覧いただくと分かりやすいと思います。 Web制作のみを行っていて、商品写真の加工やそれを利用したバナーを作成するのであればPhotoshopで完結できると思います。 さらに、その素材を使ってチラシやポスターを印刷したり、ブランドや商品ごとのマークなども作成するのであれば、Photoshopの位置づけは素材作り、Illustratorはレイアウトと印刷原稿の制作となります。 実際には、使い慣れた方で完結する方も多くいらっしゃると思いますが、それぞれのソフトの特徴を良く知って、より適切な制作物を完成させることもプロフェッショナルと言えますね。

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