Q

247 タブとスペースの違いは何ですか?どちらを使えばいいですか?

文章を作成している時に、タブとスペースの使い分けに悩みます。タブを使うと次の文字の開始位置が揃うのはなんとなく分かるのですが、文字数など決まっているのでしょうか?また、使い分けのルールなどはありますか?

A

.247 スペースは空白、タブは「タブ」という見えない文字です

Wordなどのテキスト編集ファイルを使っている時によく使う「タブ(Tab)」と「スペース」。 「なんとなく使い分けているけれど、違いはよく分からない…」という方も多いのではないでしょうか?押すキー(ボタン)の位置は、下記の写真のとおり。 q247_1   まず、データとして見てみましょう。 スペースキー = 文章内に挿入されるのは「1文字分の空白」 タブ(Tab)キー = 文章内に挿入されるのは「タブという名の文字(見えない)」となります。   スペースキーを押すと、1文字分の「空白」が挿入されます。押したとき選択している入力状態によって半角か全角かは決まります。 それに対して、タブキーを押すと、「タブという文字」が入ります。この文字は目には見えないのですが、タブに割り当てられた文字コード(すべての文字には文字コードがあります)が入力されるわけです。   文章作成時にどちらを使うのが正しいか?という問題ですが スペース =単語や文章の区切りとして空白を作りたいときに使用 タブ =文章の開始位置を揃える目的で空白を作りたいとき使用 という使い分けがよいでしょう。   スペースキーを連打して文字の開始位置を調整している方は、是非「タブキー」をお試しください。 フォントの設定などが理由で、同じだけスペースキーを押しても開始位置が揃わない場合なども、タブキーなら解決してくれますよ。   注)一部ファイル形式では、タブを文章を区切る際の記号として認識する事があります(CSVファイルなど)。その場合、不用意にタブキーを使用してしまうと、データがずれてしまう事がありますので、ご注意ください。   ここからは、少し詳しい解説を。 補足なので、読み飛ばしていただいても結構です。 q247_2   一般的に、タブを押すと、タブを押した文字を基点に、8バイト分のスペース(全角4文字相当)が空きます。 文字を揃えたりして、表のようなレイアウトが可能。タブという言葉も、『タブ=Tab=tabulatar=図表を作る装置』が語源です。   左の図をご覧ください。上から5行目のように、既に5文字入力した時点でタブキーを押すと、左から数えて8バイトの倍数である16バイトの位置から次の文字がスタートします。 ※Wordでは、半角英数と全角日本語の間に自動で1バイトの空白が入る初期設定になっています。そのため、左図下段では、『1234文字』という文字が9バイトとカウントされています。 この「タブという文字」は、その幅を指定する事ができます。Wordなど、使用しているソフトの設定で「○文字分」「○mm分」と指定できるので、「いつでも8バイト」というわけではない、ということも覚えておいてください。

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