手書きフォントは、整然としたフォントに比べて、勢いを表現したり、人間味を表現したりするのにとっても便利です。 フリーフォントや、パッケージ商品が多数出ているので、そちらを利用している方がほとんどかと思いますが、いっそ、自分の字で作れたら・・とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか？ 今回は、手書きフォントを作成するソフトを2本ほどご紹介します。 ソフトによって、すべての文字を手書きするか、一部でいいか違いますし、商用利用に関する規定なども異なります。 『まるで手書き』『まるで手書きプラス』 ソースネクスト株式会社/Windows版のみ/パッケージソフト 指定の原稿用紙に200文字を記入するだけで、字のクセなども解析し、残りの文字の分、フォントを生成してくれます。また、手書きそのものではなく、手書き文字をアレンジしたフォントも生成可能です。 通常版は、自分のPCのみで利用可能。プラス版は個人での利用に限り配布可能（商用不可）です。 『手書きでフォント』 武蔵システム/Windows版のみ/ダウンロードソフト ひらがなのみ、カタカナのみ～シフトJIS範囲の7450文字まで、選んで作成します。基本的に、原稿用紙を印刷して記入→スキャンで、手書き文字がそのままフォントになります（PC上で修正可能）。 無料での配布、個人利用、社内利用、PDFファイルへの埋め込み、印刷物への利用、Webでの利用は、追加料金なしは無料ですが、フォントを有料で配布する場合は、別途申請が必要です。 もちろん「フォント」なので、手書きのアイコンを文字として登録することも可能です。 また、英文（26文字＋記号）であれば、ソフト不要でブラウザ上で作成できるものもあります。 Make Your Own Handwriting Fonts ブラウザから手書き用のPDFファイルをダウンロードして、記入、スキャン、アップロードすると、フォントになります。（ダウンロードして使用）。 基本的なアルファベットセットで$9.95です。 ただし、自分で作ったフォントは、そのフォントをインストールしたPCでしか再現されません。オリジナルフォントを利用して作成したファイルを、アウトライン化しないでそのまま送っても、相手は？？？となります。 利用規約などをよく読んで、チャレンジしてみてくださいね。