Q

225 MOOCsとは何ですか?誰でも使えるものですか?

最近、ニュースで「MOOCs」という言葉をよく聞きます。 オンライン学習だというのは分かりますが、どんなサービスですか?誰でも使えるのでしょうか?

A

インターネット上で誰でも利用できる「大規模な開かれた無料の講義」です。

MOOCsと書いて、読みは「ムークス」。 Massive open online courses(=大規模な、開かれた、オンライン、講義群)の略です。 日本語訳として「大規模公開オンライン講義」と呼ばれたりしています。 特定の企業や学校が運営するサービスを指すのではなく インターネットを介して誰でも参加できる、大規模でオープンな教育システム そのものの概念、システム全体を指します。 これは、インターネットの環境と学ぶ意欲さえあれば、世界中の誰でも質の高い教育を無料で受けることができる世界・・・という理想的な考え方に基づいた概念です。 MOOCsの概念のもと、講義を受講するためのアプリケーションやサービスは多数存在しており、講義を提供する学校等によって参加しているサービス名が違ったりします。そのため、「MOOCsって何?」と混乱してしまうことが多いようです。 MOOCsは、アメリカやカナダの有名大学が講義の公開を始めたことから、本格化し始めました。 現在では、講義を視聴するだけでなく、授業に参加したり、コミュニティに参加したり、認定資格を取得したりといろいろなことができるようになっています。(付加サービスは、一部有料の場合あり) 有名なサービスプロバイダーを一部紹介すると・・・。 聞くは一時225-1聞くは一時225-2 聞くは一時225-3聞くは一時225-4 日本では、日本オープンオンライン教育推進協議会が、2014年04月14日よりgacco(株式会社NTTドコモ/ NTTナレッジ・スクウェア株式会社が運営)上で日本の大学の講義サービスJMOOC(http://www.jmooc.jp/)をスタートしています。 また、リクルートホールディングスは2014年3月に、UDACITYとの協業契約を締結し、運営サイト「UDACITY on Edmap」上で、日本語字幕つきの講座を開講しています。 社会人になってから「あぁ、学校でもっとしっかり勉強しておけばよかった」と思ったことがある方や、「留学は難しいけれど、海外の一流大学の授業を受けてみたい!」とお考えの方は、上記の各サイトをチェックして、自分に合いそうなものからスタートされてみてはいかがでしょうか?

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