Q

211 スマホの置くだけ充電、ワイヤレス充電ってどうなんですか?後付けできますか?

スマホの充電口がすぐに甘くなって困っています。置くだけで充電できる機種もあるそうですが、後付けや外付けはできるんでしょうか?そもそもどんな仕組みなんでしょう?

A

ワイヤレス給電と呼ばれる仕組み。Qi(チー)という国際規格が採用されています。

携帯電話やスマートフォンの充電。 本体側面に金属の接触端子が付いていて、専用の卓上ホルダーに置くだけで充電できるタイプもありますが、最近のスマートフォンなどはプラグを差して充電するタイプが多いです。特に防水タイプなどは、プラグの差込口にしっかりしたカバーがついていたりするので充電するのも一苦労。 このタイプは、充電の度にプラグを抜き差しするので、差込口の接触が悪くなるトラブルが後を絶ちません。 そこで登場したのがワイヤレス充電(給電)です。 もともと、電動歯ブラシやコードレス電話などで活用されていたので、利用したことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか? これらのワイヤレス充電には世界約180企業が参加する ▼WPC(ワイヤレスパワーコンソーシアム) http://www.wirelesspowerconsortium.com/jp/ が策定したワイヤレス給電の国際標準規格Qi(チー)が採用されています。 Qiは中国語読みでチー。漢字で書くと「気」だそうです。 確かに、ワイヤレス充電は、目に見えない"気"で充電しているイメージですね。 このQi規格に適合した充電池を搭載した商品であれば、同じくQi規格適合の充電ステーションの上に置くだけで充電することができます。 国内のワイヤレス充電対応の携帯・スマホはこのQi対応です。 ▼docomo|おくだけ充電 http://www.nttdocomo.co.jp/service/convenience/wireless_charge/ ▼au|無接点充電に対応URBANO向け関連商品の発売について http://www.au.kddi.com/information/topic/mobile/20130828-02.html ▼SoftBank|MEDIAS CH 101N(メディアス チャーム) http://www.softbank.jp/mobile/support/product/101n/ ワイヤレス充電対応の機種はまだ多いとは言えません。 そのため、外付けできるワイヤレス充電商品も発売されています。 これらは、本体の充電口にQi対応の充電器(ジャケットタイプもあります)を付けておいて、それをつけたまま、充電ステーションの上に置くスタイルです。 持ち歩きにはちょっと負担かもしれません。 また、モバイルバッテリーをワイヤレス充電するものもあります。 いくつかを下記にご紹介します。 ▼Maxcell|ワイヤレス充電器一覧(iPhone/iPadmini対応) http://www.maxell.co.jp/jpn/consumer/wireless_charger/index.html ▼Panasonic|無接点関連商品(モバイルバッテリー) http://panasonic.jp/battery/chargepad/ ▼オーセラスジャパン株式会社|MAGICシリーズ(様々なバリエーションあり) http://www.ocellusjapan.co.jp/products/magic/index2.html 置くだけで充電できるのは、とても便利。 ただ、現時点では非接触とはいえ、ごく近距離に置かないと充電できないので、充電中に操作したいとなると、本当に「置いたまま操作」することになります。 一長一短ありますが、とても便利なワイヤレス充電。 これからさらに高性能化し、スマホに限らず、さまざまな機器に普及するのではないでしょうか。

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