Q
177 Adobe Creative Cloudってどんなもの?メリット・デメリットは?どう選べばいい?
dobe Creative Suite 6が発売になりましたが、その中でAdobe Creative Cloudという新サービス?が紹介されていました。これはどのような購入方法なのでしょうか? メリット、デメリットは何でしょう?
A
最新のAdobe製品を月額費用で利用できるサービスです。使うスタイルで選びましょう!
Adobe Creative Suite 6の発売と同時に話題になったのが「Adobe Creative Cloud」。
従来、Adobe製品の購入は
・パッケージ購入(アップグレード含む)
・ダウンロード購入(アップグレード含む)
の2種類の方法から選べましたが、これに新しい購入(使用)方法として登場したのが「Adobe Creative Cloud」です。
ユーザーは、Adobe Creative Cloudにメンバー登録し、月額使用料を支払うことで 常に最新版のAdobeソフトをダウンロードし、使用することができます。
料金プランは下記の通りです。(2012年6月1日現在)
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▼年間契約
1ヶ月5,000=1年間60,000
▼年間契約(CS3~を持っている場合、当初1年間)
1ヶ月3,000=1年間36,000
▼月間契約
1ヶ月8,000
▼アカデミック版
1ヶ月4,000
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メリットとしては
・アップグレードが不要(常に最新版が提供される)
・1ヶ月単位で利用可能(たまにしか使わない方、期間限定使用の方に)
・すべてのAdobeアプリケーションを利用可能
・低価格からスタートできる
・ストレージサービスなども月額料金内で使用でき、データ共有できる
デメリットとしては
・長期的に同一バージョンで使用する場合は割高
・使うソフトが限られている場合は割高
・ネットワーク認証が必要
・古いバージョンを使い続けたい場合の対応は未定??
クラウドなので、何台でも利用可能?と思いきや、ここは他のパッケージと同様、インストールは2台まで、同時起動はできないという制限があるそうです。
実は、この「Adobe Creative Cloud」の発表と同時に、Adobeはもう一つ大きな発表をしています。
それは、アップグレードできるバージョンの制限。
従来は3バージョン前までアップグレード価格で購入できていたのを、1バージョン前までに限定するそうです。 つまり、アップグレードを1バージョン見送ってしまうと、次は新規購入価格で購入をしなくてはいけない!!
・・・こちらの方が、従来のユーザーにとっては重大な発表だったりしませんか?
このことにより、ユーザーは
・一つのバージョンを購入して、元が取れるまで使い倒す
・Adobe Creative Cloudを利用して、常に最新版を使う
のどちらかを選ぶ形になってゆくのではないかと思います。
ちなみに、殆どのCreative Suite 6が使える「Master Collection」は334,950円。
Adobe Creative Cloudで換算すると、約6年使わないと元が取れない計算です。
これを高いと見るか、安いと見るか。 でも、全てのAdobeソフトを使用する人は限られていますし、大きな変更が無い限りアップグレードをしない人も多いはず。 個々の使い方によって、考え方によってどちらを選択するかが決まってきそうです。
ご興味のある方は、Adobeのホームページでチェックを!
▼ http://www.adobe.com/jp/products/creativecloud.html
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