Q
171 O2Oとは何の略ですか?具体的にどんなことでしょう?
ニュースで「O2O事業」という文言を見つけました。これはどんな事業で、何をやるんでしょうか?
A
<Online to Offline>の略で、ネット情報とリアル店舗を提携させることを指します。
「O2O」。ディスプレイで見ると、数字の「020」と見分けがつきにくいですが、 「オーツーオー」と読みます。 「Online to Offline」の略です。 ビジネス用語として定着した「B2B(Business to Business)」「B2C(Business to Customer)」と同じ略し方です。 主に、リアルな顧客接点を持つ業態で使われ ・ネットで商品をチェックして実店舗で購入 ・ネットでクーポンを入手して実店舗で購入 ・ネットでサービスをチェックして会社に電話 など、ネット(=Online)を起点にリアル(=Offline)でのアクションを呼び起こす手法を指します。 「ネットだけで完結しない、リアルにつなげる動き」と言い換えることも出来るかもしれません。 とは言え、ネット通販が今ほど普及する前は、この「O2O」の消費行動が多かったですし、今でも普通に<ネットで調べてから店舗で購入>する人も多いはず。 あえて「O2O」というワードを使うのは、下記のような<新しい取り組みの発表>のときが多いようです。 ◆Yahoo! JAPAN、トッパン・フォームズ株式会社、東京急行電鉄株式会社、NFCスマートポスターを活用したサービスの実証実験を実施 http://pr.yahoo.co.jp/release/2012/0305b.html ◆KDDIとRetailigence、Online to Offline (O2O) プラットフォーム構築で業務提携 http://www.kddi.com/corporate/news_release/2011/1013/index.html 余談ですが・・・ ・実店舗で商品を見てECサイトで安値で購入 という「Offline to Online」の流れも消費行動としてあるわけで、これも略すと「O2O」だよな・・・と要らない心配もしてしまいます(笑)
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