Q
140 Excelの作業効率UP術<その5~[ワイルドカード文字]で検索・置換>
Excelで置換作業を行う際、ワイルドカード文字を使うと便利だと聞きました。 ワイルドカード文字とは何ですか?使い方も教えてください。
A
検索・置換条件設定などに便利な<何でもあり>の文字をワイルドカード文字と呼びます。
ワイルドカード文字とは、その名の通り、カードゲーム(トランプ・UNOなど)のワイルドカードと同じように<他の何にでもなれる万能な>文字です。 エクセルで使用できるワイルドカード文字は3種類。 これは、Windows全体でも有効なので、覚えてしまいましょう! ? (疑問符) =任意の 1 文字を指す たとえば、「??県」と入力すると "山形県" や"埼玉県"が検索され、"神奈川県"は除外されます。 これは、県の前の文字数が2文字と指定されているためです。 * (アスタリスク) =任意の数の文字を指す たとえば、「東京都*」と入力すると "東京都港区" や "東京都渋谷区1-2-11" が検索されます。 これは、東京都の後の文字は何文字でもよいためです。 ~ (チルダ) (?、*、または ~ の前に入力) =?や*そのものを検索したい場合に使用 たとえば、「元気ですか~?」と入力すると "元気ですか?" が検索され、"元気ですか"は除外されます。 これは、~(チルダ)をつけることで?を文字として認識して検索したためです。 これらのワイルドカード文字は、Excel内で、 「検索(Ctrl+F)」 「置換(Ctrl+H)」 「ジャンプ(Ctrl+G)」 フィルタ設定 各種関数(search、find、if) などで使用できます。 ただし、Excel2007以前のバージョンではシンプルな検索・置換の場合は使用できないのでご注意下さい。
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