Q
129 Wi-Fi(無線LAN)、Bluetooth、赤外線通信はどう違う?
無線でデジタル通信する手段はイロイロあるみたいですが、どの種類をどんな用途で選べばいいのでしょう?
A
大容量通信に適したWi-Fi、常時低速接続のBluetooth、随時近距離接続の赤外線通信。
ipadやゲーム機器の接続などで有名になったWi-Fi。 以前、このコラムでもご紹介させていただきましたが、Wi-Fiは無線LAN規格の認証ブランド名です。 (IEEE 802.11a/IEEE 802.11bを利用) Wi-Fi対応機器であれば、自宅のWi-Fi対応無線LANアクセスポイントや、Wi-Fi対応公衆無線LANアクセスポイントと通じてインターネット回線に通信することが可能で、Wi-Fi対応ゲーム機同士の対戦なども出来ます。 Bluetoothは無線通信の一種で、比較的低速近距離の規格のため、PCと周辺機器の接続や、Wiiリモコン、携帯電話からのデータ送信などに利用されています。 また、赤外線通信はさらに近距離で低速、さらに至近距離でのシンプルなデータ送受信に利用されます。 Wi-FiやBluetoothが「電波」を使って通信しているのに対し、赤外線通信は「赤外線」を使っているので、通信機器間に障害物がある場合には赤外線通信は利用出来ません。 また、赤外線通信は通信角度も問題になるので機器同士を近づけて操作する必要があります。(テレビのリモコンも角度によって効かなかったりしますよね) それぞれの特徴をまとめると、下記のとおりです。
名称 | 利用内容 | 通信距離 | 通信速度 |
---|---|---|---|
Wi-Fi | インターネット通信/ゲーム機器同士の通信などインターネット通信には無線LANアクセスポイントを介す | 屋内で約25~50m | 最大54Mbps |
Bluetooth | PCとマウス・キーボード、コードレスイヤホンなど機器同士で常時接続するものなどに活用 | 半径10m~100m | 最大24Mbps(規格による) |
赤外線通信 | 携帯電話同士のデータ交換、家庭用リモコンなど機器同士で随時接続するものなどに活用 | 30cm~1m | 最大16Mbps(規格による) |
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