Q
113 HDMI端子って何ですか?何ができるの?
先日、ノートパソコンを買おうと思ったら、友人に「HDMI端子がついている方がいいよ」と言われました。 HDMI端子って何ですか?今後必要なのでしょうか?
A
2006年ごろから普及し始めたデジタルAV・PC向けのマルチメディアインターフェイスです。
ノートパソコンだけでなく、液晶テレビやブルーレイレコーダー売り場でもよく見かける「HDMI端子」。 HDMI(High-Definition Multimedia Interface)とは音声や映像などのマルチメディア情報を非圧縮でデジタル信号として送受信できる規格で、それの出入り口を「HDMI端子」、つなぐコードを「HDMIケーブル」と呼んでいます。 デジタルハイビジョン映像や5.1チャンネルの音声を劣化させずに送受信できるので、ハイビジョンテレビとDVD・ブルーレイレコーダーの接続に使ったり、HDDビデオカメラとDVD・ブルーレイレコーダーの接続に使ったりします。 これまで主流として使われてきた ・D端子(アナログ信号/15ピン) ・コンポーネント端子(アナログ信号/赤・黄・白) の新種(デジタル版)といえば、使い道が分かりやすいかと思います。 HDMI端子は2006年ごろから普及し始め、現在ではハイビジョン対応テレビ、DVD・ブルーレイレコーダー、ビデオカメラ、PS3、Xbox360、パソコンなど、マルチメディア情報を扱うあらゆる機器に搭載されています。 これは、映像コンテンツのコピープロテクト規格であるAACS(Advanced Access Content System )が、著作権保護を目的としてデジタルコンテンツのアナログ出入力を制限する方向にあることも影響していると考えられます。 いずれにしても、今後の映像・音声の出入力に不可欠な規格であることに間違いありません。 ちなみにご質問の例の場合、ノートパソコンにHDMI端子がついていると ・HDMI端子つきのテレビと接続してテレビを大型モニタとして利用可能 ・HDMI端子つきのビデオレコーダーと接続して画像などを取り込み可能 というメリットがあります。 質問者さんがマルチメディアコンテンツ(映像・音声)のデジタル出入力をする予定がないのでしたら、HDMI端子のついていない中古ノートパソコンでも問題ないと思いますよ。
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