古い慣習に疑問を持つことだと思っています。
映像業界に対して悪口を言うわけではないですが、映像業界で新事業をやり始めたんですけど、非常に古いんです。正直、関係者の方がいたら申し訳ないんですけど、撮影って映像制作になったときにヒエラルキー、があるんですよ。
撮影部が一番偉い、制作部はその下とか。撮影部は「神」みたいに扱われて、制作部はそこにこき使われるっていう仕組みなんですけど。『なんでそんな仕組みなのかな』と僕は思っています。同じ現場でやっていて、同じ目線でやればいいのに、制作部は下、撮影は上とか。そういうのも、やっぱり風穴を開けるべきだし、今制作ってどんどん人がいなくなってるので。そこは上位の方たちが考えていかなきゃいけないことだと思っていて、ワークフローも古いものがいっぱいあるんですよ。

そういうものもどんどん変えていこうとか、希望を持ってちゃんとぶつけて、受け止めるってことが必要なので、どんどん疑問を投げてそれを実行する人たちを作っていかなきゃって。みんなでやっていかなきゃいけない。
ニューノーマルなクリエイティブの将来を、未来がもっと明るくなるための改革者っていうか、そういう人が必要なのかなと思いますね。
既存の固定概念とかにとらわれないで、私が他業種から来たからこそ分かったことなんですけど、ぜひそこは熱いメッセージかどうか分からないですが、それなりにやっていってほしいなと思いますね。
映像業界にイノベーションを起こす人が生まれるんじゃないかな。僕であれば一番いいですけど。
もっと上の方たち、すごい技術力の高い方たちが、今までやられてた方々たちからのイノベーションを僕は期待してますね。