開催済セミナー
2022年10月20日(木)13:00~14:00開催
災害復興寄付金23,695,901円を生み出したクリエイティブ集団「BRIDGE KUMAMOTO」とは?
2016年4月に起きた熊本の大地震。「BRIDGE KUMAMOTO」代表理事の佐藤かつあき氏は、上天草市の自宅で震度7を経験。自身は幸い大事に至りませんでしたが、被災地一帯は約1か月間ライフラインのほとんどの機能が静止しました。
現状を目の当たりにし、本業のデザイナーとしての能力を生かした復興支援の仕組みを模索できないかと、3人の地元クリエイターで始めた団体が「BRIDGE KUMAMOTO」。デザインや表現活動を通じ、支援を集めるクリエイティブ集団です。
今や災害復興支援金として総額2300万以上(2022年6月時点)の実績があり、今も幅広い復興支援活動を継続しています。
クリエイティブの力を用いて「被災地の復興支援」に取り組み、継続的に地方創生を果たすサイクルを作り上げた佐藤さんのビジネス手法は、全国の企業や自治体から「参考にしたい」と相談の声が多く寄せられています。
今回は、被災者として、組織の代表として、クリエイターとして、文字通り「BRIDGE」に込めた社会課題とクリエイターをつなぐ活動に関して惜しみなくお話しいただきました。
クリエイティブ業界っていうとちょっと広いですが、例えばウェブとかアプリも、いわゆるユーザーインターフェースみたいなところから始まり、クリエイティブデザインがすごく大事。
皆さん、実際に使ってらっしゃると感じると思うんですけど、時代時代でクリエイティブが担う領域はどんどん増えています。
昭和の頃は、ウェブデザイナーという概念がなくても、世の中は回ってたんですが、今はウェブもきちんとクリエイトしないと難しさがある。
例えば最近ではそれこそメタバースなんかもありますけど、時代によって新しい領域、新しいクリエイティブがどんどん生まれています。
クリエイティブ業界の未来は、クリエイティブしなきゃいけないものが広がっていくんじゃないかなと個人的に思っています。
クリエイターが求められる時代はどんどん来るんじゃないかなと本当に思います。
「自分はこれが好きだから」といって、好きなジャンルとかやりたいことだけにとらわれないでほしい。
本当にこの世の中っていうのは、いろんな項目が複雑で有機的につながってます。
「自分がこれが好きだから、これしかやらない、これしか勉強しない」ってことではなく、インプットを広くすることで、結果的に自分のオリジナリティーに返ってくると思います。
「本当に楽しむこと、ワクワクすることを、自分がやっていく」のが一番だと思います。
一般社団法人BRIDGE KUMAMOTO 代表理事。
1978年長崎県出身。
福岡と東京の広告代理店やデザイン事務所を経て、2010年に熊本県上天草市へ移住。
2013年、熊本市に「株式会社かつあき」デザイン事務所を設立。
並行して「BRIDGE KUMAMOTO」の代表も務める。
プロダクトの「ブルーシードバッグ」はグッドデザイン賞を受賞。
2024年7月24日(水)13:00~14:00
地方企業が世界を目指すエンターテイメント ドローンショービジネスの挑戦
2024年6月26日(水)13:00~14:00
生成AI×CGの現在と未来をCGのプロ集団が語る ~無料セミナーでは語られない真実に迫る~
2024年5月23日(木)13:00~14:00
日本有数のデータサイエンティストが明かす!生成AIで新ビジネス創出
2024年4月24日(水)13:00~14:00
地方創生×エンターテイメント ~沖縄の力を発信する取り組みと10年の歩み