クリエイティブNEXTとは

2022年1月20日（木）13:00～14:00開催
『eスポーツで収益化は可能か？eスポーツビジネスによる新たな事業機会の可能性とは』

セミナー概要

面白法人カヤックグループのウェルプレイド・ライゼスト株式会社代表取締役の谷田優也様にご登壇いただきました。
谷田氏は、eスポーツの先駆者として、業界では著名な人物。
2015年、他社に先駆けてeスポーツ専門会社を設立。
以降、eスポーツに関わる企画、運営、映像制作、配信はもちろん、eスポーツを軸にした企業の課題解決や地方創生、教育分野にも積極的に進出。
今回は、東京ゲームショウをはじめとする様々なイベントの講演実績がある谷田様に、新たな事業機会や経営の課題解決など、eスポーツが企業にもたらす可能性と未来について、実際の事例を交えてお話しいただきました。

クリエイティブ業界の”NEXT"とは？

谷田様の考えるクリエイティブ業界には、どんな未来が待っていると思いますか？

昨今インフルエンサーの人たちの影響力が強すぎる状態では当然あるんですが、やっぱりコンテンツやクリエイティブが作れる人達が最終的に勝つ未来になっていくなと思っています。
その影響力を創り続ける人たちは、何かを生み出した人たちによってそれを広げる側にはなるので、クリエイティブ業界でクリエイターとして活躍している人たちこそが、次の未来を作り続けていることにちゃんと価値を見出しやすくなっていく世界。
その領域でまさに腕に職を持つクリエイティブをする力がある人達こそ、最終的に一番勝つんじゃないかなって思ってます。
僕はそんなにも絵も描けないし動画も作れないし何もできないんですけど、クリエイティブし続ける人たちは僕らからすると結構憧れです。
そういう人達がいることで、いろんな世界が広がっていくと思うので、ぜひいろんなクリエイティブを作り続けてほしいと思っています。

次代を担う"NEXT"クリエイターへ

次代へ向かおうと、それぞれのクリエイティブ道を切り開こうとしているクリエイター達へ、谷田様の熱いメッセージをお願いします！

世の中今、みんなの時間をきちんと奪える人たちが、お金を稼ぐという行為よりも優先されて、力をつけているような状態だったりします。
じゃあ世の中に何が必要とされているのか、どういうものが面白いとされているのかなど、自分が好きだと思っている領域以外のところで知り続けることを諦めないのが、ひとつ大切かなと思います。
面白いってことを知る、という選択肢が多ければ多いほど、自分のアウトプットが広がりを見せていくと思うので。
いろんな価値のあるエンタテインメント、例えばゲーム好きだったとしても、落語や劇団四季に映画だったり、様々なクリエイティブの素晴らしいもの、いろんなエンタテインメントの価値を、自分で知って目を肥やしながら、自分のクリエイティブを広げていってもらえればなと思っています。

講師プロフィール

谷田優也（Tanida Yuya）氏

ウェルプレイド・ライゼスト株式会社代表取締役。
2010年に株式会社角川コンテンツゲートに入社。
IPデジタルコンテンツのプロデューサーを務めた後、13年より株式会社マーベラスでアジア圏向けスマートフォンのゲームアプリをプロデュースする。
プロデューサーを経て、「ゲームが上手い人を賞賛できる世界を創りたい」という思いから、ゲームセンターで『ストリートファイターIV』の対戦をきっかけに出会った共同代表の高尾氏と2015年11月にウェルプレイド株式会社を設立(現・ウェルプレイド・ライゼスト株式会社)。
他社に先駆け、eスポーツ専門会社として、東京ゲームショウを始めとする様々な講演にも出演。
また、自身の子育て経験から「ゲーム子育て論」に関する講演やインタビュー・書籍など、ゲームに関連する様々な切り口でゲーム・eスポーツを広める活動を行う。
関連書籍『気鋭のリーダー10人に学ぶ　新しい子育て』（日経BP）

動画アーカイブ

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