Webデザイナー

Webデザイナーとは?仕事内容や年収をご紹介します!

test クリエイティブ業界の仕事に詳しくない人でも、必ず耳にしたことがあるであろう「Webデザイナー」という職種。デザイン系の仕事に興味がある!フリーランスで自由に働きたい!と考える人なら、一度はその仕事内容を調べたことがあるかもしれませんね。インターネットが普及し、ネットで情報を得ることが主流となった現代では、Webデザイナーの存在は欠かせなくなりました。この記事では、Webデザイナーの仕事内容や年収、役立つ資格などについてまとめたので、興味のある方はぜひ参考にしてください。

■Webデザイナーとは

Webデザイナーとは、Webサイトをデザイン・作成する人を指します。Webサイトは、テキスト、画像、オブジェクトによって構成されています。Webデザイナーは、制作するWebサイトのコンセプトに従って、それらの要素をどのように配置し、どのような色遣い・雰囲気でまとめるか考えます。私たちが普段閲覧しているWebサイトは、Webデザイナーが目的に沿ったデザインと操作性を考慮して校正しているのです。

■Webデザイナーの仕事内容

Webデザイナーの仕事は、クライアントから依頼されたホームページやキャンペーンサイトなどのWebサイトをデザインすることです。具体的には以下のような仕事に携わります。 ①ヒアリングをもとにWebサイトの構成を決める Webサイト制作の案件を受注したら、まずはサイトの目的やコンセプトを把握するためにクライアントにヒアリングをします。担当案件のジャンルに応じて市場調査や他社サイトの研究をして、クライアントの課題解決だけでなく効果的な集客・コンバージョンに適したサイト設計を考案していきます。Webサイト全体の設計と、各ページのレイアウトを決めて、大まかなワイヤーフレーム(Webサイトの完成イメージを簡単な線と枠で表現する「設計図」)を作ります。このとき、Webサイトでユーザーが操作する部分のUI(User Interface)と、そのサイトを通じてユーザーが得られる体験、UX(User Experience)を意識することが重要です。 ②Webサイトのデザインを制作する ワイヤーフレームが完成したら、実際に具体的な色や装飾、画像などのデザイン部分の制作に取り掛かります。一般的には、Adobe社のIllustratorやPhotoshopといったグラフィックソフトを用いてイメージを組み立てていきます。画像については企業から提供されるか、メインビジュアルやバナー等の制作も担う場合もあります。使用する素材をあてはめた状態のデザインカンプを制作し、見た目のイメージを完成させます。 ③Webサイトのコーティングを行う デザインが完成したら、実際にWebサイトとして形にしていくための実装作業に移ります。ここでは、HTMLやCSS、JavaScriptといった言語を用いて文章や画像の表示、配置指定、動作を設定していきます。このコードを書く作業のことをコーディングと言います。デザインとは異なる知識が必要とされる工程のため、企業やプロジェクトの規模によっては、コーダーというコーディングを専門に行う職種の人が担当する場合もあります。そのため必ずしもコーディングの知識が必要というわけではありませんが、Webデザイナーとしてコーディングまで一人で行うことができる人は重宝される傾向にあります。

■Webデザイナーの年収

Webデザイナーの平均年収は480.6万円となっています。企業に所属する場合は、Webデザイナーとして経験を積みつつ、制作のディレクションを行えるようになると、Webディレクターとしてより高い収入を望むことができます。また、フリーランスで活動している人も多く、継続的に案件を獲得できるようになると、1000万円前後の収入を狙うこともできます。会社員、フリーランス問わず、デザインだけでなくコーディングまで一貫して対応できる場合は収入が高くなります。 (2023年8月調査)

■Webデザイナーになるには

Webデザイナーになるためには、専門学校や美大、スクール、あるいは独学でWeb制作に必要な知識とスキルを身に着ける必要があります。グラフィックツールを使用したデザイン制作、HTMLやCSSを使ったコーディング、Web制作に関する一連の流れ等、習得すべき範囲は広いです。学習しながら実際に作品を作り、自分のポートフォリオを制作しましょう。Webデザイナーの求人には、よく「未経験可」という表記がありますが、ここでの未経験は実務経験の有無を問うものです。デザインやコーディングの知識が全くない人ではないので、注意しましょう。

■Webデザイナーになるために役立つ資格

Webデザイナーになるために必須の資格はありませんが、信頼性の高い関連資格が多くあるため、以下のような資格を取得すると転職や就活の際に有利に働きます。 ・ウェブデザイン技能検定 ・Webクリエイター能力認定試験 ・Webデザイナー検定 特にウェブデザイン技能検定は、Web業界に関連する資格のうち、唯一の国家資格です。実務経験やWebデザインに関連した学習歴の制限はなく誰でも受験できるため、自身の知識の証明として取得を目指すのもおすすめです。

■まとめ

Webデザイナーは、クライアントの要望をもとにWebサイトの設計やデザイン、コーティングなどを幅広く担当し、課題解決できるようなWebサイトを制作する仕事です。Webデザイナーは比較的未経験からでも窓口が広く、キャリアアップを目指すこともできますし、フリーランスに独立することもできるなど、選択肢の多い職種のひとつです。Webデザイナーを目指す人は、まずWebサイト制作に必要なデザインツールの学習、HTMLやCSSの習得からはじめてみましょう。  

Webデザイナーの
求人を見ることができます。

求人一覧はこちら

Webデザイナーに関連した
おすすめのセミナーをご紹介します。

おすすめのセミナーはこちら