Q

385 フォトグラメトリーについて教えてください。

CG用語である、フォトグラメトリーについて知りたいです。

A

物体を様々な方向から撮影した写真をコンピューターで解析し、 3Dモデルを立ち上げる技術のことです。

「フォトグラメトリー(Photogrammetry)」とは、被写体をさまざまなアングルから撮影し、 そのデジタル画像を解析、統合して立体的な3DCGモデルを作成する手法です。 デジタルカメラを用いた3次元測定機に応用されています。 フォトグラメトリーは3Dスキャナのような特殊な機器が不要で、 通常の写真だけで生成できることが特徴です。 一般的には110枚程度の画像データが必要となり、 都市や建築物などの大きなものまで3Dモデルとしてデータにできます。 被写体として不向きなものもあり、「ツルツルしている陶器・プラスチックのような素材」 「形状が特別複雑なもの」「動物など止まっていることが難しい生き物」「透明・ガラス素材」 などが挙げられます。逆に「ザラザラしている」「模様がある」ものは向いています。 専用のソフトはAutodesk社の「ReCap」、Agisoft社の「MetaShape」、 CapturinRealityの「Reality Capture (RC)」「3DF Zephyr」などが有名です。 それに加えてカメラ、パソコンがあれば可能でスマートフォンでも出来るので 気になる方はぜひトライしてみてください。

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