Q

381 カメラの絞り値(F値)について教えてください。

プロのカメラマンのが撮影したような、写真を撮りたく F値について詳しく知りたいです。

A

F値のFはfocalの略で、日本語で絞り値と言います。 レンズを通って、カメラのイメージセンサー上に移る像の明るさのことです。

カメラは、レンズから入ってきた光がフィルムやイメージセンサー(映像素子)に あたり反応することで写真を撮ることができます。 この時、レンズから入る光の量は「絞り」と呼ばれる部品により調整ができます。 レンズを通る光の量を調整することを絞りと呼び、 その光の量を数値で表したものをF値(絞り値)と呼びます。 F値(絞り値)を変えると、この「絞り」の開き具合が変わります。 絞り値を大きくすると、絞りが絞られてレンズを通る光が少なくなり、 逆に絞り値を小さくすると、絞りが開かれて多く光を取り込むようになります。 絞り値は一般に「F+数値」という形で表されます。 数値の部分は絞り穴の面積を基に「1、1.4、2、2.8、4、5.6、8…」と 約√2倍ずつ増加する等比数列となっています。 よって、F値を一段絞る(値を大きくする)と取り込む光の量は1/2になり、 逆に一段開く(値を小さくする)と取り込む光の量は2倍になります。 絞り値(F値)は調整することで、 ピントの合う範囲(被写界深度)を調節し背景をボケさせる効果を得たり、 シャッタースピードや手振れ、画質などにも影響するなど、 カメラを取るうえで非常に重要な要素です。

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