Q

375 空気遠近法とは何ですか?

空気遠近法という表現を使う仕事をすることになりました。具体的にどんな方法ですか?

A

遠くのものほど淡く霞ませるように描写することで遠近感を表現する方法のことです。

遠近法には他に近くのものは大きく、遠くのものは小さく描く線遠近法(透視図法)がありますが、これだけでは実際のような遠近感を表現することはできません。なぜならば、現実世界で目に入ってくる光は空気(大気)の影響を受けているからです。そのため視点から遠くにあるものほど視点と対象物の間に多量の空気を挟むため影響を大きくうけ、より青みがかって、より輪郭線が不明瞭になり、霞んで見えることになります。 画像の編集や3DCGを作る際にも、対象物の明度を上げ白っぽくしたり、色味を青によせたり、フォグを用いて霧を表現し霞ませることで、画面上に空気遠近法を利用した遠近感を持たせることができます。

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