Q

371 オーディオ機器などで見かける「インピーダンス」とは何ですか?

オーディオではインピーダンスという語句が頻繁に出てきますが、具体的にはどのようなものですか?

A

インピーダンスとは、交流回路における電流の流れにくさの事です。

インピーダンスとは、交流回路における電流の流れにくさの事です。 わかりやすく例えるならば、直流電流でいうところの「抵抗」の交流版です。 インピーダンスは電圧と電流の比で表されます。 ここからインピーダンス×電流=電圧という式が導かれ、 これは電圧を一定とした場合、インピーダンスが高ければ流れる電流は小さくなり、逆にインピーダンスを低くすれば電流は大きくなることを表しています。 電流が大きくなればノイズが混入しにくいとされているため、長いケーブルを引き回しそこに電気信号を送る場合などにはインピーダンスを低くして送るようにされる場合が多いです。 電気回路を接続する場合、お互いのインピーダンスを合わせた場合最も効率よくエネルギーを伝達できます。 合わせることが出来ない場合は、出力インピーダンスを低くし入力インピーダンスを高くする「ロー出しハイ受」が原則です。 これは、入力インピーダンスは高いほど出力回路の付加が軽くなり、 出力インピーダンスは低いほど信号を伝える力が強いためです。 もし「ハイ出しロー受け」をした場合、正しく信号を受け渡すことが出来ません。

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