1.Node.jsとは?


「.js」というからには・・・





「JavaScript のこと?」


その答えは、とりあえず


「はい」


です。




■Node.js


  サーバーサイドで動くJavaScript


まずは、こんなイメージを持っていきましょう。





サーバーサイド?





「JavaScriptといえば・・・」


「jQuery」等の、簡単に、リッチな表現を可能とするJavaScriptライブラリにお世話なっている方も多く、
「JavaScript」というものの“存在”を知らない人は、おそらくいないでしょう。


なじみのある「いつものJavaScript」の動作イメージはというと・・・


js1





ブラウザの仕事





「つまり『ローカルPC』側の処理」


となります。


一方、「PHP」等は・・・


php


サーバーが働いています。





おなじみの JavaScript の位置づけが明確になったところで





「Node.js に戻ります」


Node.jsは



Webサーバー構築を簡単に

といった目的があります。


そもそも、「サーバー構築」というものは



バリバリのプログラマー

がやるものだというイメージがあります。
プログラムの知識がゼロでは、そもそも不可能です。


「Webサーバー構築を簡単に」というのは、そのハードルを下げるというもので、
いわゆる「フロントエンド・エンジニア」と呼ばれる人々への敷居を低くします。


frontend



「HTML」「CSS」は勿論、「JavaScript」もそこそこ理解している

そんな位置づけの方々のことです。





フロントエンド・エンジニア





「JavaScriptとの親和性」


フロントエンド・エンジニアに、最もなじみがあるプログラミング言語が「JavaScript」であるといってよいでしょう。
その「JavaScript文法」で記述できる「Node.js」は、フロントエンド・エンジニアにとって、とても相性がよいわけです。


「Node.js」で書かれているものも、実は多く



CSSプリプロセッサである「LESS」も「Node.js」で書かれています

サーバーサイドはあまりやったことがないというフロントエンド・エンジニアが、


ちょっとしたサーバー構築に挑戦してみよう!


という場合には丁度いいですね。


他の難しい(よく知らない)プログラム言語を使わなくても



「JavaScript」の知識でなんとかなる!

そういった「旨み」があります。