Q

37 スクリーンセーバーを設定する必要性って?

普段何気なく使っているスクリーンセーバーですが、面倒に感じることもあります。 スクリーンセーバーを設定しなくても問題は無いのでしょうか?

A

昔は画面の焼き付き防止のため、今はセキュリティのため有効です。

まだパソコンの画面が主にCRT(ブラウン管)だった時代。 同じ画面をずっと表示したままにしておくと、その画像がモニタに焼きついてしまい、残像のように表示されてしまう「焼き付き」という現象が起きてしまいました。 それを防止するために、一定時間以上操作がなされないアイドリング状態の際に アニメーションなどを表示させるために導入されていたのがスクリーンセーバーです。 パソコン画面の主流が液晶になった現在、「焼き付き」という現象は非常に起こりにくくなったので「焼き付き防止」としてのスクリーンセーバーの役割は失われ、 自分好みのアニメーションや写真を表示する「エンタテインメント」としての役割が主になっていました。 しかし、ここ数年の個人情報保護の動きとともに、スクリーンセーバーは「セキュリティ機能」をもつアプリとして再活用されています。 スクリーンセーバーから通常の画面への復帰の際にパスワードを入力するように設定することでPCから離れた際に、第三者が勝手にPCを閲覧したり操作したりすることを防止できるので、個人情報保護の観点などからスクリーンセーバー設定を義務付けている会社もあります。 スクリーンセーバーが「楽しみ」だけを目的としたものでないことを理解したうえで、オフィスのパソコンに関しては、システム管理者の指示に従うようにしてください。

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